過去記事のまとめ

ハーブ解説 過去記事まとめ Part23

主な作用

ビタミンやミネラルが豊富で、「飲むサラダ」とも呼ばれるほど栄養価が高いです。

特徴

正式名称はイェルバ・マテというモチノキ科の常緑低木で、高さ12mまで成長します。葉の形は卵型で、小さな白い花が若い枝の葉腋に咲き、小さな赤い実を付けます。

各種利用法

ハーブティー

マテにはローストとグリーンの2種類が存在し、前者は煎ったタイプで香ばしい香りがし、後者は乾燥させたタイプで緑茶のような味わいがします。

健康

カフェインを多く含むので中枢神経に働きかけ、心身の疲労回復や頭痛の緩和を軽減してくれます。さらに、豊富な栄養を含むため、健全な精神の強壮剤であり栄養源となります。また、脂肪燃焼効果と利尿作用があるため、ダイエットに使われます。

穏やかな鎮痛、鎮痙、解毒作用がるため、軽い不調のときの栄養補給源としても有用です。

実には毒があるので、食べてはいけません。

歴史

ネイティブアメリカンのマテティーは、儀式や社会的な行事に使われました。特に、北米のネイティブアメリカンの「ブラック・ドリンク」と呼ばれる催吐剤は儀式に欠かせないものです。

Achillea milefolim

読み方:アキレア・ミレフォリム
出血を抑える作用があり、怪我したときの応急処置に使うことが可能です。高さは20~60cmほどで、春から秋にかけてピンク色の小さな花を咲かせる多年草です。園芸品種も存在しますが、それには薬効はないので、注意しましょう。

和名の元となった葉は、縁がの鋸の歯のような形です。ミントなど同様、地下茎を伸ばして繁殖します。

各種利用法

健康

フラボノイドを含むため、血管を強化する作用があるほか、セスキテルペン類のアズレン、フェノール類のサリチル酸による抗炎症作用、収れん作用のあるタンニンを含むため、体内外の出血に効果があります。

治りにくい傷や自律神経系の不調には、このハーブを使った入浴剤で座浴を行うと効果的です。また、治りにくい傷や皮膚の炎症には局所的な使用がオススメです。

月経周期の正常化、子宮内膜筋腫の症状の緩和、女性生殖器系の炎症を抑えるなど、女性の症状にも有効なほか、細動脈、細静脈の強壮、静脈瘤や痔などの症状にも効果的です。

  • 多量に服用するとめまいを起こすことがあります。
  • 日光過敏アレルギーやキク科アレルギーの人は使用してはいけません。
  • 妊娠中の使用は禁忌です。

ブレンドの一例

高血圧

ヤロー✕リンデン

消化不良

ヤロー×ローマンカモミール

神経強壮

ヤロー×セージ

料理

若葉を茹でて食べることが可能です。さらに、風邪気味の時にこのハーブティーを飲めば、食欲不振や消化不良といった状態を緩和することが可能です。

栽培

日光と水はけの良い土地を好み、春に株分けをするか、種まきで増やしましょう。このハーブを植えると、ジガバチやテントウムシといった益虫を呼び寄せるので、アブラムシや芋虫の防除に一役買ってくれます。

クラフト

黄色と緑の染料になるほか、花は蒸留することで精油が採れます。

使い方の一例

煎剤=ローションや入浴剤、ヘアトニック、コンディショナーに加工できます。

=潰してコールドクリームやコンディショナーに利用できます。

歴史

ヨーロッパでは古くから家庭や修道院で栽培され、万能薬として重宝されていました。さらに、聖なる力を宿すとされていたためドルイド(魔術師)達は天候を占うために用い、同様に中国では未来を予言する道具として茎を使ったとされています。

また、幸運を招くお守りとしての側面もあり、婚礼の席に供され、「7年に渡る愛」という意味でブーケに加えられました。

ヤローの語源はアングロサクソン語の「geawe」という単語が由来です。また、止血作用があることから「兵士の傷に付ける草」、「血の植物」、「止血草」など口語的な名前が付けられています。

偉人のエピソード

ニコラス・カルペパーはヤローから出血を防ぎ、痔核を小さくする軟膏を作り皮膚潰瘍や深い傷にも使用されたと言われています。

英雄アキレウスとヤロー

学名をアキレアといい、トロイア戦争の英雄アキレウスの名前が語源となっています。ギリシャ神話ではこの戦争で傷ついた兵士たちにこの薬草の使い方を教え、多くの命を救ったという逸話があります。そのため、学名に英雄アキレウスの名前が付きました。

学名の由来

Achillea

英雄アキレウスからついたという説や葉がのこぎり状なためなど諸説あります。

millefolim

多くの葉を持つという意味です。

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今日まで書き続けることができたのは読んでくださっている人のおかげです。本当にありがとうございます。拙い記事ではありますがこれからも書き続けていこうと思うので、どうか応援して下さると大変嬉しく思います。

今回の記事はここまでとなります。また次回の記事でお会いしましょう。

参考文献リスト

・ハーブのすべてが分かる辞典 ナツメ社 ジャパンハーブソサエティー
・ハーブの歴史百科 原書房 キャロライン・ホームズ
・ハーブの歴史 原書房 ゲイリー・アレン
・ハーバリストのための薬用科学 フレグランス・ジャーナル社 アンドリュー・ペンゲリー
・ハーブティー辞典 池田書店 佐々木薫
・ハーブ大全 小学館 リチャードメイビー
・ハーブ大百科 デニ・バウン 誠文堂新光社
・エッセンシャルオイルデクレファレンス 第6版
・エドワード・バッチ著作集 BABジャパン エドワード・バッチ

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