過去記事のまとめ

ハーブ解説 過去記事まとめ Part27

はじめのご挨拶

皆さんこんにちは。

今回特に知っていただきたいのは毒草でお馴染みのトリカブトです。

よく秋口によもぎと間違えて食べた人が亡くなってニュースになって悪いイメージですがそれだけじゃないということを知って頂ければと思います。

アキランセス

中国が原産のハーブで、茎に出来るコブの形が牛の膝に似ていることから准牛膝という名前があります。この品種の種子は製パン用の穀物の代替品となり、インドの飢饉時、実際に食べられていました。

ジャワ島ではこの品種の葉は食用となり、野菜として親しまれているほか、これを燃やして塩を取ることも可能です。

各種利用法

薬用

最近の研究により、子宮頸部を拡張させる作用があることが分かり、月経や分娩の痛みに利用することができます。さらに、血圧降下や鎮痛作用があり、高血圧や歯茎の出血、鼻血といった症状に内服することも可能です。また、循環器系、肝臓、腎臓を刺激する作用もあるので、使用には気をつけましょう。

トリカブト

トリカブト属、キンポウゲ科の植物で、この属に含まれる品種は全てアルカロイド系ニコチンを含み、植物の中ではトップクラスの強さを誇ります。しかし、医療の現場では正しく使用した場合、治療効果が高いため、薬として使われています。

続いて、トリカブトの中の代表格をご紹介。

各種利用法

薬用

外傷によるエネルギー低下の回復及び、慢性変形性関節炎に内服されます。また、鎮静、鎮痛作用にも優れ、心臓、中枢神経に作用するため、心臓病の薬の原料としても利用されます。

トリカブトにはすべての部位に毒があり、過剰摂取すると唇、舌、手足の末端の痺れ、嘔吐、呼吸困難、心拍、血圧の低下、昏睡状態から死へと至ります。また、素手で触るのも危険で、触れたところから毒素が侵入する、浸透性中毒を引き起こすことがあります。

また、ヨモギと見た目が似ているため、間違って食べてしまう事件も多々あるので、山菜採りに行く場合は、必ずプロの方と一緒に行くことを勧めます。

トリカブト
よもぎ

歴史

古くは中国の文献に登場し、2つの別名がありました。1つは烏頭(うとう)でこちらは生の根を指し、もう一つは附子(ふじ)で塩と砂糖で調理した根です。

ショウブ/h2>
ショウブに含まれる成分の一つで、植物や菌類の害虫を殺すために使われる物質ですが、発がん性と毒性がある物質です。

特徴

約1mまで成長するサトイモ科の植物で、古くから治療のハーブとして利用されていました。

各種利用法

薬用

胃腸の働きを助け、唾液や胃液の分泌を促す作用があります。また、胃酸を中和して胸焼けや消化不良を和らげる効果に加え、胃腸内のガスが貯まるのを防ぐ作用もあります。

漢方では、聴力障害やめまい、てんかんなどの治療に使われるほか、穏やかな鎮静作用があるため歯痛やタバコの常用癖を治すための薬としても用いられます。また、体を温める作用があるとされています。

アーユルヴェーダにも使われ、特に脳卒中、神経の回復の修復薬として重要視されています。

  • 多量に服用すると消化管を刺激してしまうため、少量ずつ服用しましょう。
  • 精油にはアサロンを含むため、アメリカでは治療薬としての使用を禁止しています。

栽培

ショウブは耐寒性で、日当たりの良い湿った土か浅い水中を好みます。繁殖の方法は、春か秋に根茎を分けることで増やすことが可能です。

収穫は開花時期以外に間引きをし、必要な分の根茎を採ったら埋め戻しましょう。

加工

精油を蒸留することができます。生のものはチンキ剤に、乾燥させたものは粉末や煎じ薬にすることができます。

歴史

ヨーロッパに持ち込まれたのは13世紀頃で、その後英国のノーフォーク・ブローズにて大量栽培され、年に1度のお祭「グラットン・ハーヴェスト」が開催されるようになりました。

18世紀頃に登場した、ショウブの根を輪切りにして砂糖に漬けた「カラマス・キャンディー」は感染症予防のトローチとして人気でした。

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今日まで書き続けることができたのは読んでくださっている人のおかげです。本当にありがとうございます。拙い記事ではありますがこれからも書き続けていこうと思うので、どうか応援して下さると大変嬉しく思います。

今回の記事はここまでとなります。また次回の記事でお会いしましょう。

参考文献リスト

・ハーブのすべてが分かる辞典 ナツメ社 ジャパンハーブソサエティー
・ハーブの歴史百科 原書房 キャロライン・ホームズ
・ハーブの歴史 原書房 ゲイリー・アレン
・ハーバリストのための薬用科学 フレグランス・ジャーナル社 アンドリュー・ペンゲリー
・ハーブティー辞典 池田書店 佐々木薫
・ハーブ大全 小学館 リチャードメイビー
・ハーブ大百科 デニ・バウン 誠文堂新光社
・エッセンシャルオイルデクレファレンス 第6版
・エドワード・バッチ著作集 BABジャパン エドワード・バッチ

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