過去記事のまとめ

ハーブ解説過去記事まとめ Part38

はじめのご挨拶

皆さんこんにちは。今回紹介するのはアキラリアとアポキウムという2種類のハーブです。
どちらも有能で読まないと最後まで読まないと新たな知識は得られませんのでご注意下さい。

アキラリア

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インドやマレーシアが原産の低木及び高木で、15種類ほどが存在します。滑らかな幹と薄い皮質の葉を持つ常緑樹で、高さは40m以下、幅3~12mまで成長し、緑がかった黄色い花を咲かせます。

この木の芯材は「伽羅(きゃら)」と呼ばれ、決めの細かい木質に加え、白檀のような香りのする樹脂が含まれているため、アジア全域で珍重されています。

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各種利用法

食用

マレーシアでは香辛料として使われることがあります。

実用

樹脂は化粧品やお香に加工され、木部は彫刻を施し、貴石の台座として利用されます。

薬用

収斂、刺激、強壮性のハーブで、特に呼吸器系、消化器系の鎮静に加えて解熱作用があります。そのため、樹皮と木部は消化管、気管支疾患、発熱、リューマチの内服薬となります。

伝統薬として、中国の漢方、インドのアーユルヴェーダ、中東のユナに医学では古くから欠かせないハーブとして利用されています。

栽培

栽培品種で耐寒性のハーブです。半日陰で水捌けがよく、腐植土が豊富な環境を好みます。最低気温は19~25℃を維持し、繁殖には熟した種子を使いましょう。

また、種子の寿命は短いため、15~30日で発芽します。苗は60~80cmになったら日陰に移植しましょう。

収穫は最低でも60年以上経ったものから芯材と樹皮を取り、乾燥させて煎じ薬、蒸留して樹脂を取りましょう。

歴史

古くから北米の先住民族、チェロキー族によって薬用ハーブとして使用され、米国薬局方に”慢性心臓疾患による治療薬としてジギタリスの代替物になる”と記録されるもっと以前から使われていました。

伝説によると現在の木々は、アダムがエデンから追放されるときに持ち去った一本のアキラリアの枝から生まれた子孫だと言われています。

アポキウム

ミルクのような液汁を出す耐寒性の有毒な多年草です。主に北米、アジア、東欧に自生し、特に北アメリカの砂地や砂利の多い土壌の水辺に生えていることが多いです。高さと幅は60cm~1.2mほどで、15cm程の卵型の葉と緑白色の小さな花を咲かせます。また、蝶の一種オオカバマダラによって受粉し、その葉は幼虫のエサにもなります。

各種利用法

薬用

非常に苦い、興奮、刺激性のハーブです。心臓、呼吸器系、泌尿器系、子宮に作用し、利尿、去痰、発汗促進、催吐作用があります。

心不全や腫れ物に内服し、外用薬として性器のイボや脱毛症に効果があるとされています。

国によっては法規制の対象となり、食べると有毒なので、内服薬として扱う場合には有資格者のみ使用すること。

栽培

園芸品種で耐寒性です。日向の水捌けの良い土壌を好みます。繁殖は秋に種子をまくか、株分けで増やしましょう。確実に発芽させるには霜にあてないといけません。

収穫は種子ができた後の秋に根茎を掘り上げ、乾燥させたものを煎じ薬、成分抽出液、粉末、チンキに加工しましょう。

あとがき

アキラリアは日用品から薬品まで利用できる万能な木材で珍重されているのです。
アポキウムは毒があるにも関わらずそれを物ともしないオオカバマダラの強かさに驚きました。

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