過去記事のまとめ

ハーブ解説過去記事まとめ Part72

はじめのご挨拶

みなさんこんにちは。今回紹介するハーブは30mの大きさにまで成長するコンドゥロデロンというハーブです。このハーブを端的に表すと「有毒だけど有能」の一言に尽きます。

このブログに来てくださるのは知的好奇心の旺盛な方だと思われるので愚問でしょうが読まないとこのハーブについて知ることは出来ません。

数あるブログの中でもこの植物について解説してるのはあまりいないと思われ、もし仮にこの植物についてしりたいなと思っても情報があまり出てこなくて困るかもしれません。

ですがこのブログではこのハーブを筆頭にあまり知られていないハーブの解説記事を多くあげているのでこれ以外にも探している情報がきっと見つかります。

内容が専門的なのでどうか最後までゆっくりと読み進めていただければ幸いです。

それではまずコンドゥロデロンの生態について紹介します。

Chondroderon

この植物は南米に自生しているツル科の植物で、パナマやブラジル、ペルーの熱帯雨林に10種類ほどが存在します。学名の由来はギリシャ語でCondros(軟骨)とdendron(木)が由来となっており、しなやかな枝、葉という意味です。

余談ですがサプリメントで見かけるコンドロイチンというのはこのギリシャ語から取ったと推測できますね。

Condroderon tomentosum

読み方:コンドゥロデロン・トメントスム

巨大な樹冠を作る植物で、高さは30mにも達します。毛の生えた幹には基部の直径20cmのは柄とは裏には綿毛で覆われているのが特徴です。小さな緑と白の花が円錐花序に雄株と雌株それぞれ別の株に咲きます。

各種利用法

薬用

苦甘い利尿、下痢作用のあるハーブです。経口摂取した場合と静脈注射したときには効果が全く異なり、前者は解熱、子宮刺激作用がありますが、後者は筋肉を弛緩させる作用があります。後者は手術の時に筋肉弛緩剤として頚静脈に使用されます。

Dーツボクリン

このハーブには沢山のアルカロイドが含まれていますが、その中でも強力に作用するのがこのD-ツボクリンという成分です。

主に筋弛緩作用があり、注射されると動けなるほどの強力な作用に加えて即効性があるという非常に危険なアルカロイドです。しかし、経口摂取した場合には体内には吸収されないという特徴があります。

また、この成分の合成の試みには成功しておらず、栽培もできていないため、供給は野生のものに頼っているのが現状です。

栽培

野生種で非耐寒性です。主に高湿度の肥沃な土壌を好み、最低気温は15~18℃とされていますが、先程も書いたように栽培に成功していないハーブの一つです。収穫は自生しているものを薬品製造業者が収穫し、加工しているようです。

歴史

南米原住民が借りなどで使用する毒を「クラーレ」といい、その基本材料として利用しています。また、茎と葉は浮腫、錯乱、打撲などに用いています。

まとめ

  • 摂取方法で作用が異なる
  • 筋肉弛緩作用で原住民は狩りの毒に使った
  • その薬効から栽培を試みているが成功していない

あとがき

今回の記事はいかがだったでしょうか?

筋肉を弛緩させて動けなくする。そんな恐ろしい毒も使い方を間違えなければ薬にもなるのでこれに限らず道具は正しく使いたいものです。

今回の記事はここまでとなります。また次回の記事でお会いしましょう。

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