過去記事のまとめ

ハーブ解説過去記事まとめ Part78

ご挨拶

皆さんこんにちは。今回取り上げるハーブはこの三種類です。
・サラシナショウマ
・ブレストシスル
・ツルニンジン
相変わらずマイナーすぎて知ってるほうが逆にすごいレベルのハーブたちですが、どれも薬効に優れているため最後までゆっくり見ていってくれると幸いです。

Chimicifuga

耐寒性の多年草で15種類が北半球に生息しており、ブラックコホシュもここに属しています。ここで取り上げるのはC.foetida(キミキフガ・フォエティダ)という品種で、主にシベリアや東アジアに自生しています。

数種が背の高い優雅な花とエレガントな葉が愛され、多くの品種が同じように利用され、特に林地風の庭で栽培されています。

升麻の名前が登場したのはAD25~250年頃の中国漢方処方書です。

C.foetida

背が高く、根茎は木化し、盛夏には星型の花が穂状花序に咲きます。葉は卵型で小さく、鋸歯状で先端が3つに別れているのが特徴です。

ブラックコホシュの記事は以下のリンクに貼っておきます。

https://www.herbainformationstore.com/2020/04/22/blackchohoshu/

各種利用法

利用部位:根茎(升麻)

薬用

抗感染性のハーブで、解熱、鎮痙作用があります。内服では咳、風邪、頭痛、歯肉炎、感染による発熱に内服されるようです。

栽培

栽培種で耐寒性があり、半日陰で湿り気のある土壌を好みます。腐植土が豊富な土地を好み、繁殖は種を温室などで蒔くか随時株分けをしましょう。収穫は秋に根を掘り上げて生のものをチンキに加工します。

Cnics

サントリソウ属 キク科 英名:Bleseed thistel

地中海沿岸に自生しているアザミに似た1年草でこの品種のみが存在します。中性の時代に薬用として栽培されていたものが野生化し、ヨーロッパのほぼ全域に生息しています。

棘だらけで円筒形の主根を持ち、枝分かれした茎は毛に覆われ、葉の縁がギザギザな葉はグレーグリーンで羽状です。花は直径4cmの単性花で、黄色い小花と剛毛のある苞があります。

16世紀頃にペストが蔓延した時代、修道院ではこの植物がペストに効くとされていたため、栽培が奨励されていたという歴史があります。

各種利用法

利用部位:全草

薬用

大変苦味のある殺菌・抗菌性のハーブです。主に胃腸の強壮、去痰、解熱、乳汁分泌作用があり、消化不良、鼓腸性の疝痛、カタル、乳汁不足に内服し、下痢にはメドウスイートやアグリモニーと、うつによる拒食にはコレラノキが合わせて処方されることがあります。

栽培

栽培品種で耐寒性があります。半日陰で湿り気があり、腐植土豊富な土地を好みます。繁殖は秋に種をまき、収穫は花が開いたら全体を刈り取り、乾燥させたものを成分抽出液や錠剤に加工します。

Codonopsis

ツルニンジン属 キキョウ科

多年生のツル植物30種がヒマラヤ山脈から日本にかけて分布しています。根は紡錘形、小さい葉は鋸歯状で綿毛に覆われています。夏には鐘型で内側に紫色の斑点のあるオリーブグリーン色がかった黄色い単生花を咲かせます。

中国漢方ではこの植物を朝鮮人参の代用として高く評価し、他にもC.pilosula(イースタン・タンジェン)、C.tublosa(ホワイト・タンジェン)など、数種に互換性がある。中国で有名な精力強壮剤”四紳士のスープ”の材料であり、登場したのはAD1200年頃と言われ、他にもカンゾウやビャクジュツなども使われていたようです。

各種利用法

利用部位:根

料理

キビと炒って食すことが出来、強壮食を作るときにも使われ、お米と共に粘りが出るまで煮ることが多いようです。

薬用

甘い加温性のあるハーブで、精力強壮剤に利用されます。主に肝臓、肺、胃に働きかけ、体液の分泌促進や血糖値の上昇、血圧降下作用に加えて免疫機構を刺激する作用もあります。

症状に対して精力減退、食欲不振、消化不良、貧血、息切れ、病後の衰弱に内服されます。

栽培

園芸用品種で耐寒性があります。半日陰の脆い土質を好み、繁殖は春か秋に温室の中で種をまくか、春にベイサルシュート挿しを行います。

殆どの種が斜面で栽培され、支柱や大きな植物に誘引されて、花の内側にある複雑な紋様を鑑賞することが出来ます。

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