過去記事のまとめ

ハーブ解説過去記事まとめ Part109

ようこそ
ハーブの情報屋へ

ブログのコンセプト

突然ですが2500、3000、5000この数字はなんだと思いますか?

正解は一般的な記事の文字数です。

しかし当ブログではたったの1000文字から1500文字、多くても3000文字程度の長さ。

その理由は仕事で時間に追われて勉強できない。でも学びを得たい

そんな向上心はあるけど時間がない方にむけて、ハーブの専門的な知識を無料で学べるものはないかと考えました。

そこで分かりやすく簡潔にハーブの情報をまとめたものを会社の休憩時間や通勤時間などのスキマ時間で学べるようにしたのがこのブログです。

なので一つの記事につき、わずか5分程度の時間で効率よく専門的なハーブの知識を無料で学ぶことができる

それがハーブの情報屋なのです。

さぁ、新たなハーブの知識をシェアしましょう。

カルダモンとは?

スパシスの女王

スパイシーな香りのする植物でアラブ諸国ではコーヒーに加えられる。

カルダモンの生態

Erettaria cardamomエレッタリア・カルダモン

茎に長さ60cm程の皮針形の葉を付ける根茎性の多年草でショウガ科の植物です。

ピンクから紫色の筋が入った唇弁のある白い花を穂状花序に咲かせます。

淡い緑色ないし淡い黄色の3室に分かれたさく果は香りの良い種子が入っている。

この品種を含む4種ほどがインド、スリランカ、スマトラ、マレーシアに分布し、それぞれの変種は似たような実を結びますが形と香りが異なります。

本物のカルダモンの種子はユーカリに似た香りがし、代替品種は強い樟脳に似た香りがするのが特徴です。

インドのカルダモンは香料として利用され、古代から隊商の道を通って東洋からヨーロッパに輸出されていました。

このことから最も珍重されたスパイスだということが伺えますね。温帯地域でも保護された状態で栽培は可能ですが、滅多に開花したり実を結んだりすることはないようです。

属名は南西インドの植物につけた名前、「Eletta-ari(エラッタリ)」に因んで命名されました。

カルダモンの
意外な使い方

利用部位:種子、オイル

カルダモンを使った料理

種子はパン菓子(特に北ヨーロッパ)、コーヒー、カレー、ピクルス、牛乳製のデザート、果物の砂糖煮、ムルドワインの香味料になります。

また肉の臭みを消すときにも最適で、ハンバーグやミートローフといった挽き肉料理に使用できます。

カルダモンの
ハーブティー

スパイシーな香りで、生姜に似た独特な強い清涼感があります。ほのかに苦味もあり、紅茶とミルクを加えた「マサラティー」や「カルダモンコーヒー(中東)」もオススメです。

唾液の分泌や胃液の分泌を促す働きがあり、食欲が無いときに飲むのも良いです。

さらに消化の促進や口臭を消す作用もあるので、食後に一息入れてリラックスしたいなと言う方にもオススメします。

カルダモンの
薬効

ツンとする加温、芳香性のハーブで刺激と強壮作用に加えて、肺と腎臓に効果があり、鎮痙作用、去痰作用などの効果があります。

対応する症状は吐き気、嘔吐、痰の多い肺疾患、鼓腸、疝痛、過敏性腸症候群、呼吸器系の粘膜過多、慢性の気管支炎、喘息に内服できるほか、インドでは尿排泄の痛みに使用されるようです。

アーユルヴェーダでは気管支炎、喘息、消化機能不全に利用されます。

現地のインドでは紀元前4〜5世紀から泌尿器系疾患の治療や脂肪を取り除く生薬として利用されていました。

ハーバリストはカルダモンを苦味のある治療薬と共に混合し、緩下剤投与による腹痛を抑えるのに用います。

主要な成分

・α-テルピネル酢酸
・1,8-シネオール
・リナロール
・酢酸リナリル

ブレンドの一例
アシュワガンダやローズなどと一緒に性欲減退にも活用されます。

エネルギーとしての働き

暖かく濃厚な香りを伴って喉元、肺、消化器系へとダイナミックな働きでしっかりとした力強い波動が体の組織と精神に伝わっていきます。お腹のそこから温まり緊張が溶けていくとともに、思考が冴えていく感覚が生まれます。自分自身が無理なく行えることや、やってみたいことに対して行動を移したくなる、希望と自身をもたらせてくれるようです。

英国流メディカルハーブ P81より抜粋

カルダモンの
栽培方法

栽培品種で非耐寒性で半日陰の水はけの良い肥沃で湿った土壌を好みます。

最低気温は18℃を維持し、繁殖は秋に種をまくか春及び夏に株分けで増やすことが可能です。

収穫は乾期に集め、ホールの状態で乾燥させます。種子を取り出してオイルを抽出するか、成分抽出液、粉末、チンキに加工することが可能です。

カルダモンの
歴史

カルダモンはAD720年代に中国で薬用植物として名前が挙げられました。大きな白い実は肺に効くとされ、緑色の実は腎臓の強壮薬と考えられていたようです。

古代エジプトでは神殿での祈祷用に香料が使われ、材料の中にカルダモンが入っていました。さらに最も古い既知の医療記録とされるエーデルスパピルスにも登場し、このリストには877の処方とレシピが記載されていました。

紀元前8世紀末、チグリス川とユーフラテス川に挟まれたメソポタミア(現在のイラク)のバラダン2世の宮殿に植えられ、香料として利用されてきました。その後中世以来、「楽園の植物」と言われ、千年間もの間インドのヒーラーによって医学的に使用されていきました。

バラダン2世

正式名はメロダク=バラダン2世。メソポタミアの南群バビロニアのバビロン王朝第10王朝を治めていた人物です。

当時支配していたアッシリアの王が死んだときに乗じて反乱を起こしてバビロンの玉座につきました。その後アッシリアと戦争を続けていましたが敗北し、バビロンを追われることになりました。

ルッコラとは?

 

ルッコラの生態

学名:Eruca vesicaria subsup.sativa

非対称的な鋸歯状の葉を持つカラシのような味のする直立性一年草です。紫色の筋が入ったクリーム色をした4弁花を咲かせ、細い鞘を付けます。

主に地中海沿岸に分布しています。地中海沿岸と東アジアを原産とするこの品種は北米に自生してます。

古代ローマ時代から栽培されている長い歴史があり、当時からサラダに入れるハーブとして人気があり、その名残でローマンロケットとして呼ばれることがあるようです。

かつては薬用として利用されていた一面もあり、1世紀の軍医ディオス・コリデスが記した「薬物誌」には“これを生で食べると性欲がかきたてられる。泌尿器系、消化器系には種子が効果的でソースにも使われている”という記録が残っています。

現在ではサラダ用に知られているのみで、昔に比べて技術が大きく発達し全体的に大きく、味も良くなっていることから亜種に分類されるようになりました。

ルッコラ
各種利用法

利用部位:葉

ルッコラの食べ方

苦味と辛味が合わさった強壮性のハーブで、主にサラダ、特にフランスのニース地方では伝統的なサラダである‘wes-clum’に使われています。

また、炒め物やパスタソースに加えるのもオススメです。

ルッコラの
栽培方法

栽培種で霜に耐性があります。日当たりさえ良ければ土壌は選ばないという丈夫な植物。

肥沃で湿った土壌で栽培したルッコラは柔らかく、辛味が少なり食べやすくなります。

逆に乾燥した暑い環境だと辛味が強くなり、葉が固くなることを覚えておくと良いでしょう。

繁殖させるには冬の終わりから初夏まで連続して種をまきます。収穫は花軸が出る前に葉を摘み取りましょう。

まとめ

カルダモンはスパイスとしてはもちろんコーヒーに入れるのもおすすめです。

ルッコラは買うと高いですが栽培すれば安上がり。

それでは今回はここまで。

また次回の記事でお会いしましょう。

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