過去記事のまとめ

ハーブ解説過去記事まとめ Part112

ようこそ
ハーブの情報屋へ

ブログのコンセプト

突然ですが2500、3000、5000この数字はなんだと思いますか?

正解は一般的な記事の文字数です。

しかし当ブログではたったの1000文字から1500文字、多くても3000文字程度の長さ。

その理由は仕事で時間に追われて勉強できない。でも学びを得たい

そんな向上心はあるけど時間がない方にむけて、ハーブの専門的な知識を無料で学べるものはないかと考えました。

そこで分かりやすく簡潔にハーブの情報をまとめたものを会社の休憩時間や通勤時間などのスキマ時間で学べるようにしたのがこのブログです。

なので一つの記事につき、わずか5分程度の時間で効率よく専門的なハーブの知識を無料で学ぶことができる

それがハーブの情報屋なのです。

さぁ、ハーブの新たな知識をシェアしましょう。

エオパトリウムとは?

ボーンセットと呼ばれるハーブでピロリジンアルカロイドを含んでいるため扱いが難しいハーブ。

ボーンセットの生態

耐寒性と半耐寒性の灌木と多年草が約38種存在し、主にユーラシア大陸とアメリカ東部に分布しています。

ここでは代表的な3種類を掘り下げていきます。

Eapatorium Perfoliatum

エオパトリウム・パルホリアトゥム 英:boneset

直立した茎と長さ20cmの披針形な貫生葉を持つ耐寒性多年草。

夏の終りに白く紫がかった花が大きな散房花序に咲きます。

耐寒性は-15℃まで耐えられ、裂開した縁のギザギザな葉が対についているのが特徴です。

利用部位:全草

パルフォリアトゥムの
薬効

苦い収斂性のハーブで、免疫機構の刺激、下剤作用が会います。対応できる症状はインフルエンザ、風邪、急性の気管支炎、カタル、皮膚疾患に内服をします。

ブレンドの一例

インフルエンザにはヤロー、エルダー、バタフライウィード、ジンジャー、トウガラシと合わせるのがオススメです。

Eapatorium purpureum

エオパトリウム・プルプレウム 英:glavelloot

直立性の茎を持つ背の高い耐寒性の多年草で、葉は細かい鋸歯状の卵型です。輪生し、揉むとバニラに似た香りがするのが特徴です。夏の終りから秋にかけてピンク色の花が密生した散形花序に咲くのが特徴です。この品種はアメリカ東部で見ることができます。

利用部位:根茎、根

プルプレウムの
薬効

僅かに苦味のある回復、浄化性のハーブです。特に泌尿生殖器系に作用し、結石や膀胱炎、尿道炎などの尿路疾患、月経痛、流産癖、難産などに内服が可能です。

また前立腺炎の疾患にはオドリコソウと合わせて使用することがあるようです。

Eupatorium fortunei

エウパトリウム・フォルトゥネイ 和名:フジバカマ

韓国や中国、日本の川岸に自生しており、中国では気管支炎、赤痢、風邪、ジフテリア、リューマチ性疾患に利用されています。

利用部位:全草

薬用

強壮性のハーヴで上記の症状などの他に、消化管系や脾臓に作用し、中国漢方では冷却性と乾燥性を併せ持っていると言われています。

消化不良や吐き気、下痢、熱射病、発熱性の夏風邪などに内服します。

過剰摂取は胃炎を引き起こすことがあるので注意しましょう。

Eopatorium cannabium

エオパトリウム・カナビウム

直立性の柔らかな茎の芳香性多年草で草は対生で3~5対に分かれています。

真夏にくすんだピンク色の花が散房花序に咲くのが特徴です。

サローワートやヘンプアグリモニーと呼ばれ、長い雄しんのある花を咲かせます。

湿気のある庭園の観賞用に向いており、八重咲きのものなどが存在する。

利用部位:全草

カナビウムの
薬用

苦味と甘味、仄かに芳香のあるハーブです。利尿、強壮、免疫機能の刺激、腫瘍の成長抑制作用があります。

しかし、ピロリジンアルカロイドをふくんでおり、肝臓を痛め、ガンを発生させることがあります。

対応する症状は関節炎、リューマチ、発熱性の風邪、インフルエンザに内服します。

外用では潰瘍やただれに使用できるほか、動物用の虫よけ、ホメオパシーではインフルエンザにチンキ剤を用いる。

また、胆汁性・便秘性の活力減退には他のハーブと合わせて外用薬として利用します。

ボーンセットの
栽培方法

園芸品種や栽培品種があり、どちらも耐寒性があります。

日向または半日陰の湿った土壌を好みます。繁殖には休眠期に株分けをするか、春に種を蒔く事で増やすことが可能です。

収穫は花が終わった秋に、茎を根本から刈り取ります。

また、蕾ができたら全体を切り、乾燥させたものを成分抽出液やチンキに加工します。

根茎は秋に掘り上げたものを加工しましょう。

エウオニムスとは?

フォクスグローブというハーブに似た効果のため心臓の薬として使われていた時期がありました。

エウオニムスの生態

Euonymus aturopurples
エウオニムス・アトゥロプレプレス

落葉性の大きな灌木状の木ちょう長円形な卵型の葉は約12cm程。秋には黄色に染まります。

夏には小さな紫色の花が咲き、赤い種子のある紫色のさく果が実る。

この品種は北米の中央部や東部、西アジアの林地に自生しています。

利用部位:樹皮、茎、根

アトゥロプレプスの
薬効

アクのある苦味のあるハーブで、胆嚢、循環器系の刺激、利尿、下剤作用に加えて穏やかな心臓強壮作用があり、肝臓、胆嚢機能不全による皮膚の発疹に内服します。

ブレンドの一例

肝臓・胆嚢機能不全には、バーベリーやダンデライオンと合わせることが多いようです。

エウオニムスの
歴史

数種類が北米先住民によって利用され、最も重要視されていたのがこの品種。

子宮機能不全から目の痛みまで広範囲の症状に用いられ、19世紀になってから使い方は入植者達に受け継がれました。

また、最近の研究ではフォックスグローブに似た効果があるという調査報告により、心臓の薬として人気が出てきました。

その他の品種

Euonymus europaeus

読み方:エウオニムス・エウロパエウス

滑らかな灰色の樹皮と落葉性の低木または灌木。

卵型の葉は3~13cm程で、秋には紅葉するのが特徴です。

花は葉腋から次々と咲き、4室の鮮やかなピンク色のさく果が実ります。

この品種を含む177種が北米やユーラシア大陸やオーストラリアに分布しているようです。

利用部位:樹皮・根皮

エウロパエウスの
薬効

苦い収斂性のハーブで、胆嚢や循環器系の刺激作用があり、催吐、胆汁分泌作用があり、肝臓や胆嚢機能不全による皮膚の発疹に内服します。

エウオニムスの
栽培方法

耐寒性があり、日向や半日陰の水はけの良い土地を好みます。

繁殖は種子が熟したらまくか、夏に半熟枝挿しで増やすことが可能です。

種子は層積法での保存が必要となり、この方法で保管した種子は2年間の間は発芽する。

E.europaeusにはアブラムシが付くことがあり、ブラックビーンアブラムシの宿主となります。

樹皮は秋に集め、乾燥させたものを煎じ薬、錠剤、チンキに加工します。

まとめ

エウオニムスは北米先住民が古くから利用していたハーブで心臓に効果があることが判明した。

ヒヨドリバナはかつては薬用として使われていたがピロリジンアルカロイドを含んでいるため使われなくなった。

今回の記事はここまでとなります。また次回。

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