過去記事のまとめ

ハーブ解説過去記事まとめ Part113

ようこそ
ハーブの情報屋へ

ブログのコンセプト

突然ですが2500、3000、5000この数字はなんだと思いますか?

正解は一般的な記事の文字数です。

しかし当ブログではたったの1000文字から1500文字、多くても3000文字程度の長さ。

その理由は仕事で時間に追われて勉強できない。でも学びを得たい

そんな向上心はあるけど時間がない方にむけて、ハーブの専門的な知識を無料で学べるものはないかと考えました。

そこで分かりやすく簡潔にハーブの情報をまとめたものを会社の休憩時間や通勤時間などのスキマ時間で学べるようにしたのがこのブログです。

なので一つの記事につき、わずか5分程度の時間で効率よく専門的なハーブの知識を無料で学ぶことができる

それがハーブの情報屋なのです。

さぁ、ハーブの新たな知識をシェアしましょう。

オニバスとは?

大きいものでは子供も乗れる

ハスの中では最大級の大きさで現在は絶滅危惧種。

オニバスの生態

Euryale ferox エウリアレ・フォレクス

直径が1.5mまで成長する大型の水生植物。

丸い盾型の葉は上面に皺がよって棘があり下の面は赤紫色になるのが特徴で、夏に水面や水面下に紫色の花が咲きます。

オニバス科の植物はこの品種のみからなる属で、北インド、中国、日本、台湾などの深い静かで動きが流れのゆっくりな場所や池などに生息しています。

オニバスは熱帯の池で観賞用に栽培されることが多いですが、中国では種子を炒って食べられている

食用として種子を取るために3000年前から栽培されているようです。

また、ヒンドゥー教のアーユルヴェーダでは紀元前1600年頃から薬用に利用されており、「makhanna」という名前で知られています。

学名の由来はギリシャ神話に登場するゴルゴーン3姉妹の一柱エウリュアレに因んで命名されました。

また、英名の「フォックスナッツ」は直径7cmの棘だらけな果実の中にある柔らかな果肉、それに包まれている黒い豆粒のような種子に由来しています。

オニバスの利用法

利用部位:種子

オニバスの薬用

甘酸っぱい収斂性のハーブで、脾臓腎臓に対して強壮作用があり、以下の症状に利用することが可能です。
・慢性の下痢
・膣のおりもの
・頻尿
・勃起不全
・不随意射精
・早漏
・夜間尿

オニバスの栽培方法

園芸品種で非耐寒性の多年草と言われていますが、一年草としても扱われることもあるようです。

日当たりが良く、流れのほとんど無い水深6cm以上の肥沃な泥を好み、最低気温は5℃以上を維持しましょう。

繁殖は春に種を撒きますが、温室で栽培されているものは滅多に種子を形成しません。

収穫は秋に種を集めて乾燥させたものを煎じ薬に加工します。

オークモスとは?

地衣類という木に生える苔の仲間

現在は環境変化が原因で数がだいぶ減ってしまっている植物です。

オークモスの生態

Evernia purnastri エウェルニア・アプルナストゥリ

柔らかく垂れ下がる鹿の角にそっくりな枝を持つ地衣類、いわゆる苔の仲間です。

上はグレーグリーン色で下側は白く綿状をしており、ピンクがかった褐色色の胞子を作るディスクは滅多に出来ません。

防腐保存処理したミイラに詰める際の詰め物として、ギリシャやキプロスからエジプトに輸入されていました。

数世紀後、ヨーロッパではカツラの装飾として需要が急増していきました

その記録はアスカロンのサラディンが記したCompendium Aramotorium『必携芳香』にかかれています。

現在では年間約9000tのオークモスがコルクカシと果樹類から収穫されており、主な生産地はフランス、バルカン諸国、モロッコなどです。

この植物から抽出された揮発性有機化合物をベンゼンで抽出し、固形のヴィスコースという形に加工します。

また、オークモスはなぜか日本のワサビと混同され、後者は香りにおいては勝っていますが定着剤に加工した際には質が劣ってしまいます。

利用部位:全草

オークモスの
実用的な使い方

芳香がある坑細菌性のハーブでフマル酸という成分を含んでおり、これは結核菌を抑制する作用があります。

主に香水の定着剤として利用されることが多く、柑橘系、琥珀系、シダ系の香水に利用されています。

オークモスの
栽培方法

野生種で耐寒性があります。

主に落葉樹の幹に生え、時にはトウヒ類につくこともあるようです。

また、垣根、壁、岩、地面に生えることもあり、環境さえ整っていればどこでも成長できるのかもしれませんね。

地衣類の生態や繁殖のメカニズムは複雑で、繁殖の試みは未だになされていないようです。

またこの植物は0.021p.p.m※という僅かな硫黄に当たると傷んでしまう程空気の汚れに敏感です。

このことからこの植物は空気が綺麗な場所じゃないと育たないことが予想できますね。

※p.p.m=100万分の1なので空気中にちょっとでも硫黄があると反応するっていう認識で大丈夫です。

まとめ

オニバスは食用としても利用されていますが外来生物が原因で絶滅の危機にひんしています。

オークモスも空気がきれいなところでしか生きられないため生息数を減らしているようです。

今回の記事はここまでとなります。

また次回の記事でお会いしましょう。

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