過去記事のまとめ

ハーブ解説過去記事まとめ Part117

ヒバマタ

結論から言うと甲状腺機能不全による肥満防止の作用、抗細菌作用、食品に添加することで皮膚と頭髪の状態を改善するとされています。

さらにじゃがいもの栽培時に使う高カリウムの化学肥料に欠かせません。

まず肥満防止については甲状腺機能が低下すると、無気力や疲労感、動作が緩慢になる、そして体重が増加してしまう症状を引き起こします。

その状態を改善してくれるのがこのヒバマタで甲状腺を刺激する強壮作用に優れているため体重増加に対して働きかけるということです。

髪や皮膚に良いとされるのは食品はもちろん繊維製品や化粧品、医薬製造品製造に使われるアルギン酸エステルという成分の供給源であり、ミネラルが豊富に含まれているためです。

アルギン酸エステル

ミネラルの重要性については、過去記事のネトルを参照してください。

アルギン酸エステル

食品添加物の代表格で安定剤としての役割を果たしています。乳酸菌飲料を例に取ると乳タンパク質が固まって沈まないようにするという働きをしているのです。

じゃがいもとヒバマタの関係性は、じゃがいもはカリウムが不足してしまうと黒斑病という病気にかかってしまいます。

なのでカリウムが豊富に含まれているヒバマタから作られた高カリウムの肥料が育てるのに役立つということに繋がるのです。

ヒバマタとは?

学名:Fucus vesiculosus

学名の読み方はフクス・ウェシクロススといい6種類が北半球の浅瀬や海岸に広く群れを作る海藻の仲間です。

枝分かれした堅い革のような質感でオリーブ色から褐色をした海藻です。先端は分岐し、中央の葉脈は太く縁は滑らかなのが特徴。

英語名の由来は漂着物を意味するwreckに由来しています。

ヒバマタのまとめ

・甲状腺に作用する
・じゃがいもとズッ友
・食品添加物に利用される
・海藻だけどハーブ

フマリアとは?

結論から言うとfumus(フムス)。ラテン語で煙という単語に由来しこの植物が大地の蒸気から生まれたという伝説やこの植物が燃えたときに発することに由来します。

この植物はケシの仲間で微量にアルカロイドを含んでいるため刺激があることにも因んでいます。

かつては処方薬として重宝されており、この植物から取れたジュースにダマスク・ローズ、ピーチブロッサム、センナと混ぜたものは”全ての人の心気症、憂鬱に効く唯一のもである”と言われていました。

この引用は出典不明で1931年に書かれたグリーブ婦人著、「モダン・ハーバル」に記載されています。

フマリアとの組み合わせで使われる
簡単なハーブ解説

ダマスク・ローズ

オールドローズと呼ばれる品種で濃厚な香りが特徴。一季咲きという限られた時期にのみ花を咲かせます。

ピーチブロッサム

四季咲きのバラでフルーティな香りです。

センナ

マメ科のハーブで便秘などに効果が期待できます。

フマリアの生態

Fumaria Offichinalis

学名の読み方はフマリア・オフィキナリス。

地面を這うように成長するグレーグリーンの葉を持つ、種から発芽して枯れるまでのサイクルが一年の植物です。

同じ品種の花粉が受粉しても繁殖ができる植物で、厚みのある肉厚で先端が濃いピンク色から紫色をした花を咲かせます。

約55種類がヨーロッパから中央アジア、アフリカの東部高地にも分布し、Fumaria Offichinalisはヨーロッパからイランにかけても見かけますが北米でも野生化しているものを見ることが出来ます。

フラリアの効能

結論から言うと穏やかな利尿作用、肝臓や胆嚢の機能を向上させる、炎症を抑える抗炎症作用があります。

消化管の機能が低下したときに起こる頭痛を和らげる時に内服し、外用及び内用では湿疹や皮膚炎などの皮膚疾患に利用されるほか外用薬として結膜炎にも有効です。

必要以上に体内に入れると眠気を催すので気をつけましょう。

まとめ

・学名の由来は煙
・皮膚症状に有効
・過剰摂取は眠気を催す
・かつては処方薬として重宝された
・地を這う一年草で自家受粉できる

それでは今回はここまでとなります。

また次回の記事でお会いしましょう。

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