Part141~Part150

ハーブ解説過去記事まとめ Part141

ようこそ
ハーブの情報屋へ

ブログのコンセプト

突然ですが2500、3000、5000この数字はなんだと思いますか?

正解は一般的な記事の文字数です。

しかし当ブログではたったの1000文字から1500文字、多くても3000文字程度の長さ。

その理由は仕事で時間に追われて勉強できない。でも学びを得たい

そんな向上心はあるけど時間がない方にむけて、ハーブの専門的な知識を無料で学べるものはないかと考えました。

そこで分かりやすく簡潔にハーブの情報をまとめたものを会社の休憩時間や通勤時間などのスキマ時間で学べるようにしたのがこのブログです。

なので一つの記事につき、わずか5分程度の時間で効率よく専門的なハーブの知識を無料で学ぶことができる

それがハーブの情報屋なのです。

さぁ、新たなハーブの知識をシェアしましょう。

セイヨウヒイラギとは?

クリスマスの飾りといえばこれ

クリスマスの室内飾りに欠かせない植物ですが、あるお茶の仲間でもあるのです。

セイヨウヒイラギの生態

小さな常緑樹及び落葉の低木と高木400種が存在し、特にアジアや南北アメリカの熱帯夜温帯地域に分布。

艶のある革質の葉は縁が波打ち尖っています。夏に開花し小さなオフホワイトで香りがいいのが特徴。

雄株と雌株が存在し雌株の実は赤くて美味しそうですが有毒

最も栽培されているのは今回取り上げるセイヨウヒイラギ(Ilex aquifolium)で西ヨーロッパや南ヨーロッパで栽培されます。

じつは世界三大ティーの一つ「マテ」もヒイラギの仲間。

セイヨウヒイラギの
活用法

見た目鮮やか

ここで取り上げるのは北米産のIlex aquifoliumという品種です。

セイヨウヒイラギの
薬効

苦い収斂性のハーブで身体全体の機能を高める強壮作用に加え、尿の量を増やす利尿作用と熱を下げる解熱作用がある。

対応する症状は以下の通り
・マラリア
・リューマチ
・気管支炎
・インフルエンザ

セイヨウヒイラギの
意外な歴史

クリスマスで使われることは少し触れましたがちゃんと意味もあるのです。

元々ヒイラギを飾るのは異教徒の習慣でしたが、冬の休止状態でも生命が継続していることの象徴なのです。

ブラックドリンク

北米先住民が儀式で用いるドリンクですが催吐剤として扱われます。

セイヨウヒイラギの
栽培方法

園芸用品種でこの品種は日向か半日陰を好みます。

収穫は夏の初めに葉を摘み取り、乾燥させたものを成分抽出液や浸出液に加工。

セイヨウヒイラギの変種

ウィンターベリーの生態

Ilex verticillata

雌の木は紫がかった緑色の小枝に真紅の実がなり、大きい肉厚のトゲトゲしています。

さらに縁には不規則で鮮やかな黄色い縁取りがあるのが特徴です。

ウィンターベリーの
薬効

セイヨウヒイラギ同様苦味のある収斂性のあるハーブで殺菌性強壮作用緩下作用があります。

次の症状に利用することが可能です。
・発熱
・肝炎
・黄疸
・壊疽
・ヘルペス
・皮膚の炎症

ウィンターベリーの
栽培方法

こちらも園芸用品種ですがこちらは湿気の多い環境でも耐えることが可能です。

繁殖は夏に挿し木をすることで増やせます。

セイヨウヒイラギ同様、美味しそうな赤い実をつけますが有毒なので食べてはいけません。

ヒヨスとは?

殆どの生き物にとって毒草。豚は例外。

ヒヨスの生態

淡い緑色をした卵型の葉は約30cmで独特の匂いを発しさらに腺毛で覆われベタベタしている。

春から夏にかけて紫色の脈が入ったクリーム色の花を咲かせ、花後は長さ1cmのさく果を結ぶ。

生息地は西ヨーロッパ、北アフリカ、中央アジアや南西アジア。

なにもない砂地、特に海の近くに生えることが多いです。

たまにハーブ園でも見かける事ができます。

学名の由来

学名をHiyoscyamus(ヒヨスキアムス)といい、ギリシャ語のhys「豚」とbean「豆」に由来します。

豚は毒にあたらず、ヒヨスを食べることができるためです。

ヒヨスの使いみち

毒草ですが薬用として利用される。

ヒヨスの薬効

催眠、鎮静性のハーブで鎮痙、鎮痛、動向拡散作用があり、効能は以下の通り。
・喘息
・百日咳
・乗り物酔い
・メニエル症候群
・手術前に投薬することも

外用薬としても利用可能で次の症状に使うことが可能です。
・刺痛
・神経痛
・リューマチの痛み

変わった使い方として腹痛を抑える緩下剤、喘息の発作を止めるのに使われるます。

ヒヨスの毒性

簡潔に言うとヒヨスチアミン、ヒヨスチンというアルカロイドを含んでいるので有毒植物として扱われる。

また幻覚や譫妄を引き起こすことから魔術のハーブとして悪名高い。

過剰摂取すると以下の症状を引き起こします。
・痙攣
・昏睡
・心臓麻痺で死亡
・呼吸器系の麻痺で死亡

ですが薬にもなるので商業栽培されているのです。

ヒヨス
栽培の方法

寒さに強く日向の水はけの良い土地を好み、繁殖は秋に種をまけばOKです。

夏に頭花と葉を収穫し、乾燥させたものを成分抽出液やオイル、チンキに加工します。

注意点としてはすべての部位が猛毒で皮膚につくだけでもアレルギー症状や炎症を引き起こすので気をつけましょう。

ヒヨスの
恐ろしい歴史

散々有毒であることを書きましたがここで少しヒヨスの歴史について触れます。

ヒヨスは古代ローマ時代から使われており当時の軍医ディオスコリデスが催眠剤、鎮痛剤として勧めている。

毒殺殺人にも使われ、ハムレットに登場する父親ヘンベインはこの毒を耳に流し込まれて殺される。

そしてDr.クリッペンはヒヨスチンで自分の妻を殺害。

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