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ハーブ解説 Part415

今回解説するのは北米先住民にとって欠かせない薬草のChimaphiraです。

Chimaphira
生態

低木性の常緑多年草6種が北米東部やヨーロッパ北部、に分布し、日本の中部地方でも見られます。葉や艶のある美しい花を持ち、数種がロックガーデンやグラウンドカバーとして栽培されているのです。

Chimaphira umbella

読み方:キマフィラ・ウムブラ 俗称:Prince’s pine ウメガサソウ

根茎性の多年草です。根茎は匍匐性で、細い茎から艶のあるギザギザの葉が輪生に出ており、夏には直径1cmのピンクがかった白い花が3~10輪まとまって咲くのが特徴です。

属名はギリシャ語の「Cheimaと「」pheileoを語源としており、この植物が冬まで保つことに由来しています。

Chimaphira
各種利用法

料理

古い使われ方では、伝統的なルートビアーに加えれられていました。

薬用

北米原住民にとって非常に重要なハーブで様々な症状に利用されてきました。

苦味のある収斂性と冷却性を併せ持つ薬草で次の症状に内服可能です。

・腎臓と脾臓の強壮作用
・尿路感染
・前立腺炎
・腎臓結石
・関節炎
・リューマチ

この植物は後の入植者、特にペンシルヴェニア・ジャーマンに腎臓疾患、リューマチに有効な強壮利尿剤として広まりました。

また、ニワウルシ同様にキニーネ・グリコシドを含んでいますがこちらは収斂性が弱く、利尿性が強いという点から長期間に渡って利用することが出来るという利点があります。

栽培

野生種で耐寒性があります。日陰で水はけの良い酸性の土壌を好みます。

繁殖には秋にタネをまくか、春に株分けをしましょう。

収穫は花が咲いたら全体を、または葉を生長期に摘み取り、乾燥させて成分抽出液や成分浸出液、チンキ剤に加工。

まとめ

ウメガサソウはリューマチや尿路感染症と言った諸症状に使われ、北米先住民にとって欠かせない薬草なのです。

あとがき

名前の通り咲いた花が梅に似ているからウメガサソウ、学名では愛と冬というなかなかロマンチックな名前だと思いました。

今日まで書き続けることができたのは読んでくださっている人のおかげです。

拙い記事ではありますがこれからも書き続けていこうと思うので、どうか応援して下さると大変嬉しく思います。

今回の記事はここまでとなります。また次回の記事でお会いしましょう。

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@けむさん
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参考文献リスト

・ハーブのすべてが分かる辞典 ナツメ社 ジャパンハーブソサエティー
・ハーブの歴史百科 原書房 キャロライン・ホームズ
・ハーブの歴史 原書房 ゲイリー・アレン
・ハーバリストのための薬用科学 フレグランス・ジャーナル社 アンドリュー・ペンゲリー
・ハーブティー辞典 池田書店 佐々木薫
・ハーブ大全 小学館 リチャードメイビー
・ハーブ大百科 デニ・バウン 誠文堂新光社

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