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ハーブ解説 Part93

今回紹介するハーブは、ヨーロッパでは生け垣としてメジャーなバーベリーです。

主な成分:アルカロイド

このハーブの樹皮と実にはベルベリンやオキシアカンチンといった成分を含み、強い抗菌性を持ちます。特にベルベリンには動脈を拡張、抗けいれん性を持つほか、血圧降下作用などの効果があります。

特徴

約450種類ほど存在し、耐寒性の常緑、半常緑、落葉低木です。香りの良い花と鮮やかな実、均整の取れた葉の見た目から、生け垣や土手の灌木として使われています。また、非常に苦く、多くの病原体に有効であることが立証されています。

各種利用法

料理

熟した実には酸味があり、ビタミンCを多く含みます。かつてはマトン料理のソースとして使われていたほか、ピクルス、さらに砂糖漬けでデコレーション用に利用されています。

薬用

赤痢やマラリア、肺炎、肝腫瘍、高血圧、ガンの治療に内服することができます。また、リーシュマニア症(サシチョウバエが媒介する感染症)にも有効です。

さらに、陣痛や分娩痛にも使うことが出来るが、同時に子宮に刺激を与えてしまうため、妊娠期間中の仕様は使用してはなりません。

アーユルヴェーダでは肝臓の強壮、解毒薬とされ、肝機能不全や糖尿にターメリックと合わせて使われます。

栽培と収穫

寒さに強く、栽培で増やすことが可能です。日向か半日陰で土のphが中性かアルカリ性の土壌を好みます。繁殖には秋に種子をまくか、夏、秋に挿し木で増やします。管理は冬の終わりに古い茎と余分な枝を切り落としましょう。

実は秋に収穫し、生のままで使用します。茎と根は秋に集め、生の状態で皮をはぎ、乾燥させてから加工しましょう。樹皮と根は煎じ薬、成分抽出液、粉末にしましょう。

熟した実以外には全て有害です。なので、専門の知識を持った人以外は扱わないようにしましょう。

あとがき

今回はバーベリーについて解説しました。

生け垣や薬、食料にもなる反面、扱い方を間違えると毒になる。それがハーブの恐ろしくも頼もしい部分だと私は思います。

今回の記事はここまでです。また次回の記事でお会いしましょう。

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