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ハーブ解説 Part262

Grindeliaとは

今回解説するgrindelia(グリンデリア)とはキク科のハーブで別名Gum plant(ガムプラント)。とある科学者に薬効が発見されたため薬として利用されていました。そしてこの植物には他の植物では見られない特徴があるのです。

Grindeliaの生態

高さ50cm~1.2m広がりは75cmほど。細長くギザギザした葉に21%の樹脂を含んでおり植物全体にバルサム調の香りがするのが特徴です。

約60種の多年生、一年生、二年生、常緑の多年生、低木からなり南北アメリカの西側に分布しており、デイジーに似た黄色い花を咲かせるため数種類が観賞用に栽培されています。特にカリフォルニアの乾燥した地域に多く生息しています。

いくつかの品種は北米先住民が気管支疾患とウルシかぶれの薬として利用していました。後者は1863年にカリフォルニア州、モンテレイのDr.キャンフィールドによって観察報告され公式の薬として米国薬局方(1882~1926)と米国国定処方書(1926~60)に収録されていました。

続いてグリンデリアの薬効について解説します。

Grindeliaの薬効

利用部位:植物全体

薬用

苦辛く、芳香のあるハーブで抗炎症、鎮痙、鎮静作用があります。

具体的な症状としては気管支炎、百日せき、膀胱炎に内服することができます。外用ではウルシかぶれ、皮膚炎、膿瘍、皮膚の発疹に有効です。

気管支炎にはリコリスやエレキャンペーンと合わせて使用することも出来ます。注意点として過剰摂取は腎臓に炎症を引き起こすのでご注意ください。

栽培

園芸用の品種で霜に耐性があり-5℃まで耐えることが可能です。日向の水はけの良い土地を好み、繁殖は早春の気温16~19℃の頃に種を蒔くか夏の終りに半熟枝差しを行います。

収穫は花盛りに全体を刈り取り、乾燥させたものを成分抽出液や浸出液、チンキに加工するか生のものを湿布薬として利用することも可能です。

あとがき

今回の記事はいかがだったでしょうか?

グリンデリアも古くから北米先住民が薬用として利用してきた植物で気管支炎やウルシかぶれの薬として利用していた歴史があります。それを科学的に裏付ける前から使用していた先人の知恵には本当に頭がさがります。

それでは今回の記事はここまでとなります。

また次回の記事でお会いしましょう。

 

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