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ハーブ解説Part263

Gratiolaとは?

グラティオラとはヘッジイソップとも呼ばれ、ヨーロッパの湿った草地でよく見られます。

可愛らしい花とは裏腹に危険な一面もあるのでそれについても紹介していきますね。

ヘッジヒソップの生態

多年草約25種が温帯地域に分布しており、白い鱗片のある根っこと中が空洞の茎が特徴。

夏に小さな白い筒状の花が単体で咲き、赤紫色の筋が入ります。

学名はラテン語の「神の御加護」という意味のGratia Deiに由来しており、薬効があるとして重宝されていました。

続いてヘッジヒソップの利用法について解説します。

ヘッジヒソップの利用法

薬効

結論から言うとこの植物にはククルビタシンという苦みのある成分を含んでいるため有毒植物として扱われています。

作用としてはは心臓や子宮の刺激下剤催吐剤としての効果がありますが、生体細胞に有害な影響を及ぼすのです。

このククルビタシンは過剰摂取すると流産腎臓障害内蔵出血を引き起こすことが知られています。

しかし、それが知られていなかった時代は薬用ハーブとして利用されており、当時は以下の症状に内服していました。

  • 臓器の不調
  • 黄疸
  • 水腫
  • 脾臓肥大
  • 腸内寄生虫の駆除

栽培&収穫

日当たりの良い湿った土壌を好み、寒さに強いです。

繁殖は春に温室などの屋内などに種を蒔くか春に株分けをすることで増やすことが可能です。

有毒植物ではありますが盛んに栽培されており、ヘッジヒソップを専門に販売しているとこともあります。

ヒソップと名前がついていますが本物のヒソップとは成分が全く異なるので代わりに使うことは出来ません。

収穫は花が咲いたら全体を刈り取り、乾燥させて成分抽出液に加工します。

まとめ

  • ククルビタシンを含む有毒植物。
  • 寒い湿った土地を好む。
  • かつては薬草として扱われていた。

あとがき

今回の記事はいかがだったでしょうか?

余談ですがアガサ・クリスティーの小説でよく毒殺に使われるフォクスグローブにも含まれています。

このことから毒性が高めだということが伺えますね。

それでは短いですが今回の記事はここまでとなります。

また次回の記事でお会いしましょう。

 

 

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