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ハーブ解説 Part14 ボリジ

今回解説するハーブは、青い星型の花を付ける姿が可愛らしいボリジです。

主な成分と作用

γリノレン酸

この成分は脂質の一種で、主に月見草油にも含まれていますが、ボリジの種子にも含まれています。

アトピー性皮膚炎やアレルギー性疾患、生理痛、生理前症候群、神経過敏などの改善などの効果が知られています。

特徴

青いきれいな星型の花をつける、高さ20~60センチほどのハーブで、その昔この花を絞った汁が、「マドンナブルー」と呼ばれました。

各種利用法

料理

生の若葉はキュウリに似た味のため、サラダにして食べるのも良いです。また、花のかたちを生かして砂糖漬けやアイスキューブにするのも見た目が良く、オススメです。

https://www.herbainformationstore.com/2020/01/18/%e3%82%a8%e3%83%87%e3%82%a3%e3%83%96%e3%83%ab%e3%83%95%e3%83%a9%e3%83%af%e3%83%bc%e3%81%ae%e7%a0%82%e7%b3%96%e6%bc%ac%e3%81%91/

花を砂糖漬けにする際は、必ず花の萼を取り除きましょう。そうしないとボリジの場合は塩辛い中に砂糖の甘さが合わさって、表現に困る味になってしまうからです。

歴史

古代ギリシャ ローマ時代では主に薬草として使われ、当時の人々は花をワインに浮かべて、色と香りを楽しみました。 ローマ時代のプリニウスは、「喜びをもたらすもの」とよびました。

ヨーロッパでは古くから良い血を作り出すとされ、薬用に用いられました。また、エリザベス朝の女性たちは、この花をモチーフに、刺繍を施したとされます。

また、フランス国王ルイ14世は、この花を大変好み、ベルサイユ宮殿に植えさせました。そして、「ボリジのない庭は勇気のない心のようだ」ということを言ったと伝えられています。

ケルト語での呼び名「barrach」は、”明るい勇気”を意味し、人々の心を励まし、幸福な気分にさせ、勇気を与えると伝えられています。

学名:Borigo offichinalis L

読み方:ボリゴ・オフィキナリス

Borigo

ラテン語で「毛皮の外套」という意味です。

offichinalis

薬用のという意味になります。

あとがき

今回はボリジに解説しました。

私自身もボリジを育てていて、ようやく開花しました。

 

種から育てていたので、中々感慨深いです。

 

もっと花が咲いたら、砂糖漬けにしてみたいと思います。

参考文献

  • ハーブのすべてが分かる辞典 ナツメ社 ジャパンハーブソサエティー
  • ハーブの歴史百科 原書房 キャロライン・ホームズ
  • ハーブの歴史 原書房 ゲイリー・アレン
  • ハーバリストのための薬用科学 フレグランス・ジャーナル社 アンドリュー・ペンゲリー
  • ハーブティー辞典 池田書店 佐々木薫

著:白鴉マキト

 

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Kemu
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