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ハーブ解説 Part25 アイブライト

今回は、アイブライトについて解説します。

特徴

細長い茎の1年草で、牧草に寄生するハーブです。

花は白く、紫色の筋が入り、中心は黄色の美しい見た目をしています。

Euphrasia offichinaris L

Euphrasia

ギリシャ神話に登場する3女神の一柱、喜びと笑いを司る「エウプロシュネ」に由来します。

offichinaris

薬効の、薬用のという意味です。

歴史

ギリシア神話

盲人の目を治したというエピソードが有り、そのため学名に女神の名前がついたとされます。

中世ヨーロッパ

16世紀頃にはこのティーが健康に良いと飲まれ始め、17世紀のハーバリスト、ニコラス・カルペパーは視力の回復と記憶力の向上のために飲んでいたそうです。

主な成分と作用

タンニン

この成分は様々な植物に含まれ、口に含むと渋味があります。この渋みは簡単にいうとタンパク質と強力に結びつくことで発生し、この作用を利用したのが皮なめしです。

利用法

ティー

わずかに苦味はありますが、そこまで癖はないので、好みのハーブとブレンドして飲んでみましょう。

このティーを冷まし、コットンにつけて目に当てれば目の疲れを緩和してくれます。

健康

このハーブには、緩んだ組織を引き締める「収れん作用」があり、そのため疲れ目や目の充血を防ぐ効果があります。

さらに穏やかな殺菌作用もあり、結膜炎などの感染症の緩和にも役立ちます。

まとめ

目の症状に特化したハーブで、スマホやパソコンを多用する現代社会に必要になってくるかもしれないハーブです。

あとがき

今回はアイブライトについて解説しました。

現在生活に欠かせないスマホやパソコンで疲れた目を、このハーブを使って自分自身を癒やしてみてはいかがでしょうか?

今日まで書き続けることができたのは読んでくださっている人のおかげです。本当にありがとうございます。これからも拙い記事ではありますが続けていこうと思うので、どうか応援して下さると大変嬉しく思います。

今回の記事はここまでとなります。また次回の記事でお会いしましょう。

著:白鴉マキト

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Kemu
毎日ハーブのあれこれについて更新しています。

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