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ハーブ解説 Part136

今回紹介するハーブは、かつては染料として利用されていたバプティシアと現在でも中国漢方で使われているベラムカンダの2種類です。

 

Belamcanda chinesis

読み方:ベラムカンダ・キネシス

特徴

小さな根茎性の多年草です。中国漢方としても利用され、射干(シェガン)と呼ばれています。俗称はブラックベリーリリー、レオパードリリーと呼ばれ、球形の光沢のある実とオレンジがかった赤に濃い斑点のある花を咲かせることからこの名が付きました。また、枝分かれした茎を持ち剣状の葉が扇のように広がるほか、1日のみ花を咲かせるというのが特徴です。

各種利用法

利用部位:根茎

薬用

中国漢方では広く使われ、特に中国南部ではライス・フィールド・デルマティス(稲作皮膚炎)と呼ばれる真菌性皮膚疾患の治療薬として珍重されています。稲作皮膚炎は特に水田での作業が多い人に罹りやすいようです。

苦味のある冷却性のハーブで、肺や心臓に働きかけるほか解熱、消炎作用に加えて、多くの真菌やウィルスに効果があります。内服として喉の感染や痰の多い咳に利用されます。

妊娠中の使用は禁忌です。

栽培

日向で水捌けの良い腐植土豊富な砂質の土地を好みます。冬の厳しい土地では保護が必要なほか、発芽には15日と長くかかります。繁殖には春に温室など温度管理が出来る環境で管理しましょう。収穫は夏と秋に根茎を掘り上げ、乾燥させたものを煎じ薬にします。

あとがき

今回はレオパードリリーとバプティシアについて解説しました。

レオパードリリーそのものが公園で植えられることが珍しく、花が咲いているのを見かけたらとってもラッキーなため、公園を散歩がてら観察しながら探してみてはいかがでしょうか?

今回の記事はここまでとなります。また次回の記事でお会いしましょう。

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