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ハーブ解説 Part97

今回紹介するのは、前回のブーキューに引き続き、アフリカ原産のショウガの仲間であるギニアショウガです。

特徴

原産地は西アフリカの熱帯地方で、高さは1.2~2.5mまで成長する大型のハーブです。葦に似た細長い茎と楕円形の葉、花はランに似た近い藤色で、黄色い斑点があります。洋梨に似た真紅の実に60~100個ほど種子があり、これをスパイスとして使用します。

各種利用法

利用部位:根・種子

料理

種子には辛い刺激があり、香辛料、香味料として利用します。

薬用

西アフリカでは長期の授乳、月経痛や産後の痔疾患、不妊などに根の煎じ薬を内服します。また、種子は催淫剤として内服されることがあります。

ナイジェリアではインドジャボクと合わせて精神障碍、ツルレイシの種子と合わせてコレラに使用します。

インドジャボク
ツルレイシ

栽培

半日陰で水捌けの良い土地を好みます。非耐寒性で最低気温15~18℃で管理しましょう。繁殖は新芽が出始めた時に根茎を分けて増やしましょう。

収穫は実が熟したら集め、果肉から分けて種子を分け、乾燥させましょう。根は周年収穫が可能です。

歴史

古代ローマ時代には既に登場しており、スパイス入りのワインの香り付けやコショウの代替品として使われ、中世の時代まで続きました。

当時の英国では、ジョージ三世によりけんこうに害があるとされ使用を禁じていましたが、同属のマダガスカルカルダモンは使用されていて、美味で香りが良かったそうです。

現在では人気が再燃し、香辛料貿易で使われています。

あとがき

今回はギニアショウガについて解説しました。

今も昔もいい香りのものに人は惹きつけられているということが垣間見えたハーブでした。

今回の記事はここまでです。また次回の記事でお会いしましょう。

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