ハーブ一覧

ハーブ解説 Part163

今回紹介するハーブは、シーダーと呼ばれる針葉樹と、変わった性質を持つハーブのカポックの2種類です。

Cedrus libani subsp atlatica

ヒマラヤシーダーと俗称で言われることの多いハーブが多いですが、本物は4種類のみ存在し、そのうちの一種類「アトラス・シーダー」をここでは取り上げます。

原産地はモロッコとアルジェリアを跨ぐ山脈のアトラス山脈が原産で、高さ15~25m、広がり5~7mの傾いた枝を持つ巨木です。葉は針のような形をしており、30~40本輪生に生え、グレーグリーンからブルーグレーまで様々な色をしています。雌球花は2~3回冬を越したら崩壊してしまいます。

各種利用法

利用部位:木・オイル

薬用

上質な防腐作用のあるハーブです。pmPartなさyぷは循環器系・呼吸器系の刺激、神経の鎮静作用に加えて虫を追い払う効果があります。外用では皮膚疾患や潰瘍、フケ症などに利用され、気管支炎、肺結核、ノイローゼには吸入薬として用いられることがあるようです。

実用

繊維類の防虫品に利用され、トルコの絨毯店ではシーダー材で作られるか、内装に使われ、ガを避けるために用いられます。また、チベットでは寺院のお香として使用されています。また、耐久性に富んでいて、軒具類や化粧板として高級な木材という一面もあるのです。

栽培

園芸品種で耐寒性があり、日向の水はけの良い土地を好みます。さらに、白亜質でも耐えられるという特性も持ち合わせているのです。

一般的に商業規模で接ぎ木されることが多いですが、発芽率も高いという点が商業に利用される大きな要因だとされます。

手入れは秋に余分な枝を切り払い、主枝を一本残します。また、軒下に出る古い枝は付け根から切り取りましょう。注意点として、ナラタケが生えることがあるので覚えておきましょう。

歴史

オイルは古代エジプトから防腐保存剤として利用され、ミイラづくりにも使われていたようです。また、かつてソロモンが神殿を建設するためにレバノン山のシーダーを取り尽くしてしまったという逸話があります。

あとがき

今回はシーダーとカポックの2種類のハーブについて解説しました。

シーダーは香料として使うことは知っていましたが、ガを含む昆虫を寄せ付けないための天然防虫剤の役割があり、カポックという植物は名前を初めて聞き、音を通さないという性質があることを初めて知り得て、自然界には本当に面白い性質を持つものがまだまだたくさんあるんだということを改めて思い知らされました。

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今日まで書き続けることができたのは読んでくださっている人のおかげです。本当にありがとうございます。拙い記事ではありますがこれからも書き続けていこうと思うので、どうか応援して下さると大変嬉しく思います。

今回の記事はここまでとなります。また次回の記事でお会いしましょう。

参考文献リスト

・ハーブのすべてが分かる辞典 ナツメ社 ジャパンハーブソサエティー
・ハーブの歴史百科 原書房 キャロライン・ホームズ
・ハーブの歴史 原書房 ゲイリー・アレン
・ハーバリストのための薬用科学 フレグランス・ジャーナル社 アンドリュー・ペンゲリー
・ハーブティー辞典 池田書店 佐々木薫
・ハーブ大全 小学館 リチャードメイビー
・ハーブ大百科 デニ・バウン 誠文堂新光社

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