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ハーブ解説 Part387

今回はあの国民的飲み物であるコーラにそっくりな風味を持つ種子のコーラの木を解説。

Cola

コラノキ属アオギリ科の植物で約120種ほどが存在しています。熱帯アフリカに分布し、種子のコーラナッツはアジアや南米、アフリカでは社会的に重要な役割を果たしています。

属名は恐らくマンディゴ名のkolaに由来しているとされています。

常緑で光沢のある葉は約20㎝となります。花はクリーム色をしており、内側には紋様があり、後に10個程の種子を持った長さ4〜5㎝の果実をたくさんつけるのです。

元々は刺激剤として疲労、空腹、喉の乾きを抑える為に口に含んでいた。今日ではコーラ風味のドリンクで身近なものとなっています。

コラナッツは1.25~2.4%のカフェイン(この品種は3.5%)、少量のテオブロミン、コラレッドという成分を含んでいるため口の中が赤く染まります。C.acuminata(アバタ・コラ)、C.anamara(バメンダ・コラ)、C.verutica-lata(オウェ・コラ)など様々な種類から採れます。

各種利用法

薬用

苦甘い収斂、抗うつ作用があるハーブです。特に心臓を刺激する作用があり、疲労、精力減退による食欲不振に内服されます。原産国では消化の刺激剤として口の中で噛む習慣があるようです。

高血圧患者への使用は禁忌です。

栽培

栽培品種で耐寒性。日向の水はけの良い土壌を好み最低気温は13~15℃です。

繁殖は気温が21~24℃の頃に砂地に熟枝挿しを行う。木は12~15年目につけ始め、70~100年の間は10~16㎏の実を収穫できます。

ココアの保護林としても利用されています。

種子は熟したものから収穫して集め、生或いは乾燥させたものを成分抽出液、粉末、錠剤、チンキに加工します。

Cola
まとめ

アフリカでは社会的に重要とされる植物であり、もとは刺激剤として利用されていた。

現在では風味づけに用いられている。

あとがき

今日まで書き続けることができたのは読んでくださっている人のおかげです。

これからも更新を続けるのでどうか応援して下さると嬉しいです。

それではまた次回の記事でお会いしましょう。

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@けむさん
今回の記事はここまでとなります。また次回の記事でお会いしましょう。

参考文献リスト

・ハーブのすべてが分かる辞典 ナツメ社 ジャパンハーブソサエティー
・ハーブの歴史百科 原書房 キャロライン・ホームズ
・ハーブの歴史 原書房 ゲイリー・アレン
・ハーバリストのための薬用科学 フレグランス・ジャーナル社 アンドリュー・ペンゲリー
・ハーブティー辞典 池田書店 佐々木薫
・ハーブ大全 小学館 リチャードメイビー
・ハーブ大百科 デニ・バウン 誠文堂新光社

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