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ハーブ解説 Part279

ようこそ
ハーブの情報屋へ

ブログのコンセプト

突然ですが2500、3000、5000この数字はなんだと思いますか?

正解は一般的な記事の文字数です。

しかし当ブログではたったの1000文字から1500文字、多くても3000文字程度の長さ。

その理由は仕事で時間に追われて勉強できない。でも学びを得たい

そんな向上心はあるけど時間がない方にむけて、ハーブの専門的な知識を無料で学べるものはないかと考えました。

そこで分かりやすく簡潔にハーブの情報をまとめたものを会社の休憩時間や通勤時間などのスキマ時間で学べるようにしたのがこのブログです。

なので一つの記事につき、わずか5分程度の時間で効率よく専門的なハーブの知識を無料で学ぶことができる

それがハーブの情報屋なのです。

さぁ、ハーブの知識を深めていきましょう。

ハーブとしての
アジサイ

梅雨時の風物詩

カレンダーなどでカタツムリと一緒に描かれることの多いアジサイ。

じつはある病気に対して古くからハーブとして使われているのです。

余談ですが紫陽花の葉は他の生き物に対して有毒なため実際にはいません。

アジサイの生態

見た目の特徴は以下の通り。
・落葉性の灌木
・葉の大きさは18cm程で鋸歯状
・直径15cmの散房花序に咲く

約100種がヒマラヤ山脈、インドネシア、南北アメリカに分布し日本や中国にも自生しています。

原産地はアメリカ東部で花を目的に栽培される。

品種によってクリーム色や青、赤やピンクなどカラーバリエーションが豊富。

殆どの品種は学が大きく花が小さいという特徴があります。

アジサイ学名の由来

アジサイの実がカップに似ていることからギリシャ語のhydor「水」とangos「ツボ」に因みます。

思った以上に壺の形してる

アジサイの
使いみち

観賞用だけじゃないの

アジサイの意外な薬効

ハーブとして利用する部位:根

簡潔に言うと尿路結石が作られるのを抑える作用があります。さらに殺菌、利尿、組織の炎症を抑える作用も。

効能は以下の通り。
・痛風
・浮腫
・膀胱炎
・尿道炎
・前立腺炎
・腎臓、膀胱結石
・リューマチ性関節炎

栽培のポイントと
収穫の仕方

栽培種と園芸種の2つがあり、どちらも寒さに強いです。

日向か半日陰で水はけの良い腐植土豊富な湿った土壌を好みます。

霜の降りる地方では朝日に当たらないように管理をしましょう。繁殖は挿し木でOK。

手入れは早春に前年の花茎を切り戻し、咲き終わった花を取り除きます。

収穫は根を秋に掘り上げて乾燥させたものを成分抽出液やチンキに加工します。

アジサイの
歴史

じつは古くから薬用として使われており、北米先住民がやっぱり尿路結石の治療に用いていました。

それを入植者たちが引き継ぎ、薬用ハーブとして定着させたのです。

薬用として利用される品種は葉の裏が白く、たまに栽培されています。

まとめ

アジサイは見た目が良くて観賞用に最適。

意外にも尿路結石に使われるハーブだということを知っていただければ幸いです。

それでは今回はここまで。

また次回の記事でお会いしましょう。

 

 

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Kemu
毎日ハーブのあれこれについて更新しています。

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