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ハーブ解説 Part268

Helichrysumとは?

キク科の植物でその名前の通りカレーに似た香りがするためカレープラントと呼ばれます。

正直な話、嘘だと思いますよね?私もこのハーブを知ったときは

「いやいやなんで植物からカレーの匂いがするの(笑)」と思いましたよ。

実際にこのハーブの香りを嗅ぐ機会に恵まれて嗅いだ結果、想像の数倍カレーの香りがしました。

そんな名前に偽り無しなハーブ、カレープラントが今回の主役です。

早速、生態について紹介します。

カレープラントの生態

およそ500種類存在し、ユーラシア大陸や南アフリカ、オーストラリアに分布します。

形態も多く一年草、多年草、灌木、亜灌木と豊富。

今回取り上げるhelichrysum italicum(ヘリクリサム・イタリカム)は常緑の亜灌木です。

helichrysum italicum

夏には黄色いボタンに似た永久花を咲かせ、質感は紙に似ています。

葉はシルバーグレーの糸状でこの植物の代名詞とも言えるカレーの匂いがし、特に雨上がりに強く香る。

属名はこの花の色に由来しギリシャ語で「太陽」を意味するHeliosと、「金色の」chrysosに由来しています。

続いて利用法についてご紹介。

カレープラントの利用法

利用部位:葉

料理

  • スープやサラダの仕上げにカレーの風味を付けたいときにどうぞ。
  • ラム肉や青魚など臭いが強めの食材に使うと臭み消しに。

薬用

薬よりも料理で使われるこのハーブには以下の作用があります。
・血行促進
・抗炎症
・抗菌
・消臭
・鎮痛
・鎮静

精油成分はこちら。
・α-ピネン
・ユーデスモール
・ネリルアセテート

効能は血流の改善に役立つとされ、不安やいらいらを落ち着かせて傷の治癒力を高めます。

大量に摂取すると胃腸障害を引き起こすので気をつけましょう。

実用

色落ちしにくいためドライフラワーやアレンジメントに利用できます。また乾燥させたものを吊るせば埃っぽい臭いを消して、虫除け対策にもなるのです。

歴史

かつては痰を切る去痰剤として利用されていたほか、安全性が疑問視される以前はアフリカ南部でお茶として飲まれていました。

また香水の材料としても一時期使われていた歴史があります。

栽培と収穫

  • 水はけの良い脆い土を好むので乾燥気味に育てましょう。
  • 挿し木で繁殖が可能でかかと刺しか熟枝差しでOK。
  • 加湿はあまり好きではないので表面が乾いたらたっぷりと水を上げます。
  • 肥料はゆっくり効く緩効性肥料を春と秋に施す。
  • 風通しが悪いとアブラムシが湧くので注意。
  • 収穫は若い枝を必要に応じて摘み取りましょう。

あとがき

今回の記事はいかがだったでしょうか?

この植物をポットで育てておけば料理の幅が広がるので、一株育ててみてはいかがでしょうか?

今回の記事はここまでとなります。また次回の記事でお会いしましょう。

 

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