ハーブ一覧

ハーブ解説 Part177

今回は朝に飲む定番、コーヒーをご紹介。

Coffea arabica

読み方:コフィア・アラビカ

主に常緑灌木と小木40種ほどが熱帯アジアやアフリカに分布しています。アフリカ北東部を原産とするこの品種はアラビアコーヒーと呼ばれ、最も広く栽培されている品種です。

常緑の灌木で香りの良い花が草腋に密生して咲きます。熟した果実は赤く、長さ1.5cmになります。また新鮮なコーヒーの中にはカフェインが0.32%、刺激、利尿作用のあるクロロゲン酸を含んでいます。

色々なコーヒーノキ

C.a”nana”(コフィア・アラビカ・ナナ)は基準種同様涼しい地域でも温室で栽培することができ、C.canepliora(ロブスターコーヒー)は質が基準種に劣ってしまいますが寿命が長く生産性が高いです。C.liberica(コフィア・リベリカ)は国内で栽培され国内で消費されます。

C.canepliora
C.a nana
C.liberica
クロロゲン酸

Dopa-デカルボキシラーゼや5-リポキシキナーゼなどの酵素を抑制する物質で、鎮痛作用や抗炎症作用、腸の運動性を高める効果があります。

カフェインの働き

主に注意力を高めて疲労感を打ち負かす中枢神経を刺激する作用があり、心拍量、心拍数や代謝を上げる作用、血糖値にも影響を与えます。副作用として常習性を生じさせるほか、過剰に摂取すると不眠や震えなどの症状を引き起こします。

カフェインはこの植物の名前に由来しますが、様々な植物に含まれています。この成分は通常クロロゲン酸と結合しており、焙煎の過程で他の化合物から遊離してコーヒー独特の香りが生じます。

アスピリンやパラセタモールなど多くの鎮痛剤の強化に使用され、緊張性頭痛の治療やホメオパシー療法の活動過多にも利用されます。

各種利用法

薬用

苦い芳香と刺激のあるハーブ。利尿、嘔吐予防作用があり、吐き気、嘔吐、麻薬中毒による虚脱に内服されます。また外用では火傷や湯傷に種子の粉末を使用します。

実用

コーヒーの抽出物は焼き物料理、デザート、菓子製造、酒類、コーラタイプの飲料に使われます。またチョコレートのモカ風味を出すときに用いられます。

栽培

栽培品種で耐寒性があります。半日陰の水捌けの良い湿り気のある土壌を好みます。最低気温は10度です。繁殖は気温は30の頃に種子が熟したらすぐに撒きましょう。鉢植えのもには春に形を整えるために剪定をしましょう。

収穫は実が熟したら集め、取り出した種子を乾燥、発酵させるか炒ったものは成分抽出液やエッセンスに加工します。またホメオパシー療法では生のものをチンキ剤にしてから使用します。

温室などの屋内ではカイガラムシやコナカイガラムシが付くことがあるので気を付けましょう。

歴史

コーヒーを飲むことは中東に旅をしたレオンハート・ラウヴォによって1573年に初めて記載されました。17世紀に入りヨーロッパ各地に需要が広まり、世界的に重要な植物となりました。

あとがき

今回はコーヒーについて解説をしました。

コーヒーは意識を覚醒するのに便利ですが、つい飲みすぎて頻尿になったり体が冷えすぎて冷え性になったり、そもそも体に合わなくて体に異常が出ることもあるので飲み過ぎには十分気をつけましょう。

あとがき

今日まで書き続けることができたのは読んでくださっている人のおかげです。

これからも更新を続けるのでどうか応援して下さるとです。

それではまた次回の記事でお会いしましょう。

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@けむさん
今回の記事はここまでとなります。また次回の記事でお会いしましょう。

参考文献リスト

・ハーブのすべてが分かる辞典 ナツメ社 ジャパンハーブソサエティー
・ハーブの歴史百科 原書房 キャロライン・ホームズ
・ハーブの歴史 原書房 ゲイリー・アレン
・ハーバリストのための薬用科学 フレグランス・ジャーナル社 アンドリュー・ペンゲリー
・ハーブティー辞典 池田書店 佐々木薫
・ハーブ大全 小学館 リチャードメイビー
・ハーブ大百科 デニ・バウン 誠文堂新光社

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