ハーブ一覧

ハーブ解説 Part176

今回解説するのは、美しい花を咲かせるロックローズです。

Cistus ladaniferus

読み方:キストゥス・ラダニフェルス

ゴジアオイ属 ハンニチバナ科 俗名:ロックローズ

直立性の灌木でネバネバした香りの良い葉と、初夏から夏の終わりにかけて直径約7cmの五弁の白い花が単性で咲き、海老茶色の模様が花の付け根にある。

美しい花ですが命は短く、温暖な地域では乾燥気味の花壇や海岸に近い庭では人気がある植物です。

南ヨーロッパと北アフリカを原産とするこの属には、常緑と灌木の約20種が存在します。ゴジアオイ属は魅力的な植物で、この植物から取れるオレオ樹脂はラダナム、ラボダナムと呼ばれ、マッコウクジラから採れるアンバーオイル(竜涎香)の植物性代用品となるため、香水業界は注目しています。

昔の樹脂収集報

この木をムチで叩いて付着した浸出液を集めたり、クレタ島ではヤギやヒツジに付着した樹脂をラダニステリオンという革の鋤で漉き取っていました。

各種利用法

薬用

芳香、刺激性のハーブで出血予防、去痰、抗菌作用があり、カタルや下痢に内服します。

実用

トルコでは燻蒸剤に使用され、ラベンダー、シダ、キプロス香水の固定剤、また、食品加工業では焼き物料理、ソフトドリンク、アイスクリーム、菓子類の製造で重要です。

栽培

園芸品種で耐寒性があります。水はけの良いもろく痩せた土地を好み、繁殖は春に種を蒔くか、夏に挿し木を行います。手入れは春に枯れた枝を切り払いますが、切り詰めたり移植されるのを嫌うので注意しましょう。収穫は葉を春の終わりから摘み取り、抽出液とオイル、オレオ樹脂を蒸留します。

あとがき

今回はロックローズついて解説しました。

ロックローズは同じ名前でバッチフラワーレメディーとなりうる品種かと思いました。

ですがこちらは香料として利用され、アンバーオイルの代用になりえます。

自然に対してそこまで影響が少なく済むという点で希望が湧いた植物でした。
今日まで書き続けることができたのは読んでくださっている人のおかげです。

これからも更新を続けていくので、どうか応援して下さると大変嬉しく思います。

それではまた次回の記事でお会いしましょう。

今回の記事はここまでとなります。また次回の記事でお会いしましょう。

参考文献リスト

・ハーブのすべてが分かる辞典 ナツメ社 ジャパンハーブソサエティー
・ハーブの歴史百科 原書房 キャロライン・ホームズ
・ハーブの歴史 原書房 ゲイリー・アレン
・ハーバリストのための薬用科学 フレグランス・ジャーナル社 アンドリュー・ペンゲリー
・ハーブティー辞典 池田書店 佐々木薫
・ハーブ大全 小学館 リチャードメイビー
・ハーブ大百科 デニ・バウン 誠文堂新光社

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