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ハーブ解説 Part364

今回はもう一つのホアハウンド“Ballota バロータ”についての解説記事です。

Ballotaとは?

ヨーロッパの地中海沿岸や西アジアを原産とする多年草。

寒さにそこそこ耐性があり見た目は雑草ですが、一部の品種は葉がビロード状となり栽培されています。

Ballota nigra

読み方:バロータ・ニグラ

この植物単体では地味で特徴があまりないですが、他の植物と一緒に植えることで他の植物を引き立たせ、ついでにミツバチも呼び寄せる名脇役的なポジションのハーブです。

ヒョロっと伸びて刺激的な臭いがし、鋸歯のある葉は丸みを帯びた卵型で細かい毛に覆われています。

夏の間に紫や白の唇弁と筒状花を咲かせ、殆どのハーブ園で栽培されています。

学名の語源は家畜がこの植物を避けることからギリシャ語で「拒絶」を意味するballoteという単語が由来となっています。

Ballota
各種利用法

利用部位:全草

薬用

去痰作用に優れたハーブです。子宮の刺激作用や消化器官、気管支の鎮痙作用があるため吐き気、嘔吐の予防効果があります。

内服薬として神経性の消化不良、乗り物酔い、つわりによる朝の吐き気、月経不順、気管支疾患に使われます。

しかし、今日ではこのハーブが使われることは稀で、同じ成分を持つホワイトホーハウンド(Marrbium vulgar)のほうが味が良いためこちらのほうが利用されることが多いです。

栽培

日向、半日陰の土壌を好みます。繁殖は種子か株分けで増やすことが可能で、こぼれ種でも繁殖します。

収穫は花が開き始めたら全体を刈り、乾燥させたものを浸出液や抽出液、シロップに加工します。

Ballota
まとめ

同じホアハウンドの名前を持つハーブで現在ではほとんど使われなくなってしまったハーブ。

ですが園芸では他の植物を引き立たせたり、ミツバチを寄せるための蜜源植物としての用途がある。

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@けむさん
今回の記事はここまでとなります。また次回の記事でお会いしましょう。

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