Part441~Part453

ハーブ解説 Part450 アメリカンマンドレイク

今回は、北米やヒマラヤに分布する“アメリカンマンドレイク”について。

アメリカンマンドレイク
概要

属:ポドフィルム属
科:マギ科
学名:Podophyllum peltatum
英名:American mandrake

約10種からなる多年草で、森林地帯に適した生態をしている。傘のような葉、アネモネに似た花、ライムみたいな果実が特徴。

果実は食用になり、レモンのような香りがする。しかし、他の部位は毒性が強いので注意が必要。

学名の由来は、葉の形が足に似ていることから、足を意味するギリシャ語“Pous”と、葉を意味するPhyllonに由来。

アクのある腐食性のハーブで、不快な匂いがする。抗癌、高ウィルス作用に加えて強力な下剤効果がある。

アメリカンマンドレイクの
成分

ポドフィルム属にはリグナン類を含み、特に重要なのはポドフィロトクシンと、ポドフィリンという樹脂。強力な抗腫瘍薬エトポシドなどが採れる。

猛毒で、妊婦が接種すると胎児が死亡する。あと自殺に使われる。

歴史的な使われ方

北米先住民が様々な用途で用いていた。ごく少量使えば下剤、催吐剤、駆虫剤、肝臓の強壮に使えるほか、外用ではイボの除去に効果がある。

メノミニー族は煎じた汁をじゃがいも栽培の殺虫剤に用いていた。

薬用

ある種のがんに効果が期待できるほか、外用薬として性器、その他イボ除去に用いられる。

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