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ハーブ解説 Part26

今回はマジョラムについて解説します。

特徴

20cm~50cmまで成長する多年草で、卵型の葉にビロード状の毛が生えています。オレガノよりも優しい香りで、バラやラベンダー、ローズマリーに次いで貴ばれてきたハーブです。

初夏に小さな花を咲かせ、花の先端がロープの結び目に見えることからノットマジョラムとも呼ばれます。

Organum majorana

Organum

ギリシャ語で「山の喜び」という意味です。

majorana

大きいという意味です。

各種利用法

料理

香りが強いので、肉の臭み消し、魚料理、豆料理など多岐に渡り、ドイツではソーセージを作るのに欠かせないハーブになっています。

健康

  • ストレスによる肩こり、腰痛、頭痛などの身体に現れる症状から、不安や怒り、悲しみなどの精神的な症状に効果が期待できます。
  • 精油には保温作用と鎮静作用があるため、強張りを優しく包み、滞りをスムーズにさせてくれる作用が期待できます。

栽培

  • 日当たりと排水性の良い、湿気のある場所を好みます。
  • 繁殖は挿し木、株分けで増やします。料理用で使う場合は花のついた茎を摘み取り、葉っぱを増やしましょう。
霜に弱いので、秋になったら霜から守るか、ポットで育て、冬の間は屋内で管理しましょう。

歴史

古代エジプト

ミイラづくりの香料の一つでした。

古代ギリシア

・薬用、料理で使われていたほか、強壮剤や解毒剤としても利用されていました。
・新郎新婦の幸運と長寿を願い、冠に編み込み習わしがあった一方、遺族を慰め、死者が安らかに眠れるように植えられることもありました。

ギリシア神話
愛の女神アフロディーテにより誕生したとされ、名誉と愛、多産のシンボルになりました。

中世ヨーロッパ

修道院では育てたマジョラムを性欲抑制や精神的な治療に用いたほか、ホップが伝えられるまで香味付や防腐剤としても使われ、体内から毒を排出する働きがあると信じられていました。

ジョン・ジェラード

中世イギリスのハーバリストで、ワインにマジョラムを入れて飲めば有毒動物の毒やアヘン、ドクニンジンの解毒剤にもなると記録に残しています。

あとがき

今回はマジョラムについて解説しました。

マジョラムはオレガノとも似ているので、トマト料理との相性も良いので、是非ともお試しください。

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