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ハーブ解説 Part83

今回解説するのは、ハーブとはちょっと違うかも知れませんが、使い方によっては薬にもなる植物トウアズキです。

主な作用

葉には鎮静作用がありますが、種子は猛毒で、非常に危険。

特徴

アジア原産の灌木で、落葉、半常緑、常緑の品種など多岐にわたります。英名のインディアンリコリスという名前は、甘草と同じように砂糖の約50倍の甘さを含むグリチルリチンという成分があるためです。

また、先住民族のトゥーピークグアラニー族はこの豆をjekiriti「幸運の豆」と呼んでいます。

各種利用法

薬用

葉には鎮静作用があり、喉の痛みに内服することが可能です。種子は内服すると猛毒ですが、催吐剤や刺激剤、堕胎薬になります。外用で使う場合は坐骨神経症や脱毛、皮膚疾患、ハンセン病神経衰弱に有効とされています。

種子は何度も書きますが猛毒で、1粒で痙攣を引き起こし、嘔吐、流産、不妊、昏睡を引き起こして死に至るので、絶対に使用してはいけません。

同様に根もかつてはリコリスと同様に扱われていましたが、有毒成分を含むので、使用は勧めかねます。

栽培

園芸品種ですが熱帯原産な為寒さには弱いです。日光及び半日陰で水はけがよく、砂混じりの肥沃な土を好みます。最低気温は16℃。花を咲かせるには21℃以上が必要です。

繁殖させるときは冬の終わりに種を蒔く(24時間前に水につけてふやかしましょう)か、半熟枝差しで増やしましょう。

歴史

かつてダイヤを計量する時に初めてこの豆が計量に使われ、その名残として現代でも宝石の大きさを量るときの単位が「カラット」となりました。

南米の一部と南西諸島付近では、この種子で作られたネックレスを病気よけとして乳幼児に付ける習慣があります。また、装飾用及びロザリオのビーズとして使われ、世界中で人気があります。

あとがき

今回はトウアズキについて解説しました。

トウアズキも一応薬効はあるのでハーブとしましたが、むしろ毒性が強いため、使用するには不向きだと思われます。もし使用する場合は専門的な知識を持つ人のみ扱うようにし、素人の方は使用するのは危険ですので、使わないようにしましょう。

今回の記事はここまでです。またの記事でお会いしましょう。

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