今回解説するハーブは、ハーブの専門家くらいしか知らないであろう品種、アキランセスというヒユ科の植物です。
目次
特徴
中国が原産のハーブで、茎に出来るコブの形が牛の膝に似ていることから准牛膝という名前があります。この品種の種子は製パン用の穀物の代替品となり、インドの飢饉時、実際に食べられていました。
ジャワ島ではこの品種の葉は食用となり、野菜として親しまれているほか、これを燃やして塩を取ることも可能です。
各種利用法
薬用
最近の研究により、子宮頸部を拡張させる作用があることが分かり、月経や分娩の痛みに利用することができます。
さらに、血圧降下や鎮痛作用があり、高血圧や歯茎の出血、鼻血といった症状に内服することも可能です。
また循環器系、肝臓、腎臓を刺激する作用もあるので、使用には気をつけましょう。
あとがき
今回はアキランセスというハーブについて解説しました。製パンの材料になるので、これを使ったパンを作ってみてはいかがでしょうか?
今回は非常に短くなってしまって申し訳ありません。今回の記事はここまでとなります。
また次回の記事でお会いしましょう