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ハーブ解説 Part119

今回紹介するのは淡いピンク色をした花を咲かせるアンテナリアについてご紹介。

アンテナリア

柔らかな毛で覆われた常緑性の多年草です。葉の形はスプーンに似ていて、高さ5~25cm,幅25~45cmまで成長します。

春の終わりから初夏にかけて白味がかった淡いピンク色の花が特徴的です。

各種利用法

利用部位:全草

実用

ロックガーデンでも人気の品種で、乾燥しても色が落ちにくいためドライフラワーに向いています。

薬用

収斂、利尿、肝臓・胆嚢への刺激作用があり、肝臓及び胆嚢機能不全、肝炎、下痢に内服することが可能です。

また、外用として扁桃腺炎用のうがい薬、膣の洗浄薬の材料に使われることがあります。

栽培

園芸用品種で寒さに強い耐寒性です。日向で水捌けの良い土地を好み、繁殖には屋内で種子をまくか、株分けで増やすことが可能です。収穫は花が咲ききる前に花か全草を刈り取り、浸出液に加工できます。

まとめ

ロックガーデンのアクセントとして利用できるハーブで肝臓や胆嚢を働きかけるハーブでもあります。

さらに色落ちしにくいのでドライフラワーとしても活躍しますよ。

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Kemu
毎日ハーブのあれこれについて更新しています。

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