ハーブ一覧

ハーブ解説 Part121

今回紹介するハーブは、熱帯原産の高地に自生するアキラリアという木です。

アキラリア

特徴

インドやマレーシアが原産の低木及び高木で、15種類ほどが存在します。

滑らかな幹と薄い皮質の葉を持つ常緑樹で、高さは40m以下、幅3~12mまで成長し、緑がかった黄色い花を咲かせます。

この木の芯材は「伽羅(きゃら)」と呼ばれ、決めの細かい木質に加え、白檀のような香りのする樹脂が含まれているため、アジア全域で珍重されています。

各種利用法

食用

マレーシアでは香辛料として使われることがあります。

実用

樹脂は化粧品やお香に加工され、木部は彫刻を施し、貴石の台座として利用されます。

薬用

収斂、刺激、強壮性のハーブで、特に呼吸器系、消化器系の鎮静に加えて解熱作用があります。そのため、樹皮と木部は消化管、気管支疾患、発熱、リューマチの内服薬となります。

伝統薬として、中国の漢方、インドのアーユルヴェーダ、中東のユナに医学では古くから欠かせないハーブとして利用されています。

栽培

栽培品種で耐寒性のハーブです。半日陰で水捌けがよく、腐植土が豊富な環境を好みます。最低気温は19~25℃を維持し、繁殖には熟した種子を使いましょう。また、種子の寿命は短いため、15~30日で発芽します。苗は60~80cmになったら日陰に移植しましょう。

収穫は最低でも60年以上経ったものから芯材と樹皮を取り、乾燥させて煎じ薬、蒸留して樹脂を取りましょう。

歴史

古くから北米の先住民族、チェロキー族によって薬用ハーブとして使用され、米国薬局方に”慢性心臓疾患による治療薬としてジギタリスの代替物になる”と記録されるもっと以前から使われていました。

伝説によると現在の木々は、アダムがエデンから追放されるときに持ち去った一本のアキラリアの枝から生まれた子孫だと言われています。

まとめ

キャラとよばれ線香づくりに欠かせない植物。ですが現状数が少ないため貴重な植物となってしまいました。

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