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ハーブ解説 Part257

はじめの挨拶

皆さんこんにちは。今回紹介するのは北米が原産のギレニアというハーブです。

日本ではあまり知られていないですが現地では重要な薬草として珍重されており、この記事を読まないとこのハーブの薬効について理解を深めることができません。

逆に最後まで読んでくだされば貴方の知識が増えることは間違いないのでどうかゆっくり最後までお読み下さい。

それでは早速このハーブの生態について紹介していきます。

ギレニアの生態

学名をGillenia triforia(ギレニア・トゥリフォリア)といい、赤みがかった緑色をした細い針金のような茎の根茎性多年草です。

春の終わりと夏に白、またはピンク色の直径1cmの花が一面に咲きます。

ギレニア属は2種類のみしか存在せずどちらもそっくりで湿気の多い肥沃な林地で見られ、もう一種のGillenia stiplata(ギレニア・スチプラータ)はトゥリフォリアよりも南で見られます。

見分け方は小葉の数で見分けることができ、3枚ならトゥリフォリア、5枚ならスチプラータです。

Gillenia triforia
Gillenia stiplata

北米先住民には広く知られていたハーブでその後アメリカ初期の入植者達によって受け継がれ、米国薬局方に記載されていました。

続いてこのハーブの薬効について解説をしていきます。

ギレニアの薬効

使用部位:根っこの皮

結論から言うと催吐性のハーブなので取りすぎると嘔吐を引き起こします。これだけ聞くとかなり危険な植物ですが少量なら刺激剤として利用することができ、主な作用は下剤、去痰です。

具体的な症状は発熱性疾患、慢性気管支炎、便秘、気管支炎と喘息の諸症状に内服することができます。

次にこのハーブの栽培方法をご紹介。

ギレニアの栽培方法

寒さに強く半分日が当たるようなもろく湿った肥沃な土地を好みます。繁殖は秋に種を蒔くか、秋か春に株分けをすることで増やすことも可能です。

収穫は秋の初めに掘り上げ、向いた皮を乾燥させて煎じ薬や粉末に加工します。

まとめ

  • 北米原産で存在するのは2種類のみ
  • 見分け方は葉っぱの数
  • 吐き気を催すが少量なら薬として使うことが可能

あとがき

今回の記事はいかがだったでしょうか?

園芸が趣味の方なら恐らくこのハーブはご存知だったかもしれませんがハーブとして使えることまでは知っていたでしょうか?

園芸植物だから薬効がないことはなく、逆に園芸植物から薬効が発見されたなんてこともよくあるので調べてみても面白いかもしれませんね。

それでは今回の記事はここまでとなります。

また次回の記事でお会いしましょう。

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