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ハーブ解説 Part399 ヨーロッパマツ

今回解説するのはスコッチパイン Pinus sylvestris。いわゆるヨーロッパアカマツと呼ばれるハーブです。

Pinus sylvestris
生態

ヨーロッパを原産とする針葉樹。茶色から橙色の幹がまっすぐ伸びるのが特徴。

枝の先端に針状の葉が集まって付きます。未熟な松かさは緑色、熟すと灰色または赤茶色に変色する。

オイルは香水や溶剤、樹脂はニス、印刷インク、封蝋、弦楽器の滑り止めなど多くの用途があります。

Pinus sylvestris
伝統的な利用法

利用部位:葉から採れる樹脂

葉から抽出されるエッセンシャルオイルは防虫剤及び、呼吸器疾患消化器疾患に用いられていました。

ほかにもアロマテラピーにも使われ、ストレスと疲労を癒す入浴剤にも含まれています。

樹脂は腎臓、膀胱、そしてリウマチの治療薬として用いられていたようです。

Pinus sylvestiris
薬効

外用薬として
・関節炎
・リューマチ
・坐骨神経痛
・循環器機能不全
・気管支炎
・カタル
・副鼻腔炎
に利用が可能。

内用では
・尿路、呼吸器の感染症
・胆嚢機能不全
に用いられます。

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