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ハーブ解説 Part49

今回解説するのは、世界三大香料が一つ、ジャスミンについて解説していきます。

特徴

複数種類があり、コモンジャスミン、オオシロソケイ、マツリカなどが挙げられます。同様

古くから珍重され、バラ、スズランそしてジャスミンの3つが世界三大香料と呼ばれています。その白い花とエキゾチックな香りから、香りの王と呼ばれており、夜にかけて香りが強くなる特性から、月に例えられることがあります。

高価な理由は取れる量が非常に少なく、1kgの精油を採るのに1tの花弁が必要なのです。

ジャスミンの仲間で、カロライナジャスミンとマダガスカルジャスミンは有毒なので、注意しましょう。

見分け方としては、花弁を見て先が尖っているものはマダガスカル、そうでないのはコモンです。

学名:Jasuminum offichinalis

Jasuminum

アラビア語の植物名yasmynのラテン語名に由来します。

offichinalis

薬用の、薬効のあるという意味です。

コモンジャスミン
カロライナジャスミン
マダガスカルジャスミン

 

歴史

古代ペルシア時代から愛されており、当時はごま油にジャスミンの花を浸して香りを引き出していました。花の名前は、ペルシャ語から、または中国語の美女の名前からと諸説あります。

各種利用法

料理

生の花は、飾り付けに使えます。また、ハーブティーは優雅で甘い香りがし、紅茶や烏龍茶とも相性が良いです。

健康

落ち込んだ気分を高揚させ、神経の高ぶりやイライラ、緊張を鎮めてくれるほか、ストレス性の不眠や抑うつにも有効です。また、肌に針とうるおいを与える効果も期待でき、特に成熟肌のケアに使われます。

女性の生理に働きかけ、生殖機能を高め、催淫作用もあることから、心因性の性機能障害にも使われることがあります。

栽培

熱帯原産のつる植物なので、支柱を誘引し、日当たりの良い場所で育てましょう。夏に挿し木などで増やすことが可能です。

その他の品種

マツリカ

アラビアンジャスミンと呼ばれ、コモンジャスミン同様寒さに弱いため、育てる場合は温室が適しています。香りの強い花はジャスミン茶やハーブオイル、お香などに利用されます。

オオシロソケイ

エンジェルウィングという別名があり、その花は深い切れ込みの入った星型の形で、大きさは約3~5cmと小さいです。

あとがき

今回はジャスミンについて簡単にですが解説しました。

この花の精油は非常に高価ですが、特別な時の演出時にこの香りを漂わせれば、いいムードになること請け合いなので、是非お試してください。

先程も書きましたが、高ぶった神経を落ち着かせる効果もあるので、日々の仕事でイライラしているときに、自分へのご褒美としてこの精油で香りを楽しんでみてはいかがでしょうか?

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今回の記事はここまでです。また次回の記事でお会いしましょう。

 

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