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ハーブ解説 Part52

今回解説するのは、スパイスとしてはメジャーな部類のアニスについて解説します。

特徴

中国料理によく使われるスパイスで、八角という名前があり、種の入っている袋果が8角形なため、この名が付きました。高さ10mまで成長する常緑の木で、寒さに少し耐えられます。

日本原産のシキミという植物の実はアニスに似ていますがこちらは有毒なため間違えないようにしましょう。

学名:Illicum verum
Illicum

良い香りがするため、「人を引き寄せると」いう意味です。

verum

正当なという意味になるます。

歴史

中国の薬師、李時珍が記した「本草綱目」には芳香性と共に、駆風、鎮痛、健胃作用があると記し、腹部の膨満感や嘔吐の症状に処方していたようです。また、腰痛時の漢方薬、「思散花(しさんか)」にも配合されます。

ヨーロッパに渡来したのは16世紀頃で、アニスの香りに似た星型の形。つまりスターアニスという名前になりました。17世紀には人気を博し、アニスの代用品として親しまれまれ、お茶や果物の砂糖漬けのフレーバーに使われました。

日本には仏教と共に伝わり、当時は宗教的な香料として利用されました。現在でもこの八角がお線香などに使われています。

主な利用法

主に煮込み料理に使われ、鴨肉の煮込みやシチュー、台湾ではお茶にスターアニスを加えたもので卵を煮た料理「茶葉蛋(チャーイエタン)」などが代表的です。

中国で使われるスパイス「五香粉」にも使われるほか、杏仁豆腐のシロップ、紅茶にも合い、エキゾチックな香りを楽しむことができます。

茶葉蛋

あとがき

今回はスターアニスについて解説しました。

世界が変われば当然ハーブの使い方が変わります。現代では様々な情報が簡単に手に入るので、この記事を見て興味の湧いた方は、ハーブを使った料理について調べて自分で作ってみてはいかがでしょうか?

今回の記事はここまでです。またの記事でお会いしましょう。

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