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ハーブ解説 Part78

今回は、田んぼやあぜ道でよく見かけるホーステール。和名でスギナと呼ばれるハーブについて解説していきます。

Equisetum arvense

読み方:エクイセテム・アルウェンス
春に生える「つくし」が成長した姿が「スギナ」で、シダ科の植物です。そのため花は咲かず、胞子で繁殖します。また、すごい勢いで地下茎を伸ばして増殖してしまうため、難防除草に指定されています。成分は所謂ケイ素と呼ばれ、弱った髪や爪などを元気にする作用などがあります。

「つくし」の語源はスギナについていく様子や地面を突いて出てくる「つくこ」が語源と言う説があります。「スギナ」の語源は見た目が杉の葉に似ていることに由来があるのです。

各種利用法

料理

つくしはアクを抜き、おひたしなどで食べることが可能です。また、ハーブティーとして飲むこともでき、味は緑茶に似た香りで、クセがないのが特徴です。

健康

穏やかな利尿作用があるため、夜尿症や泌尿器系の症状に使われるほか、風邪の症状にも効果があり、痰を切って咳を鎮め、喉の炎症を抑えることができます。

また、尿路感染症にも利用することが可能で、血尿や排尿障害、前立腺炎や良性の前立腺肥大にも有効であるほか、月経過多、胃や肺からの出血に使われることがあるのです。

民間療法

外傷や鼻血には、濃く煮出したもので湿布するのがよいです。

栽培

他の植物の生えない酸性の土壌にも耐え、他の植物を侵食するほど旺盛で丈夫です。間違っても他のハーブと一緒に植えないようにしましょう。

歴史

約3億年前からその姿が変わらない植物で、石炭紀の生き残りとされています。祖先は木と同じ大きさだったとされ、進化の過程で小型化していったようです。

学名の由来

Equisetum

「馬」と「動物性の剛毛」が合わさった単語です。

arvense

原野生のという意味です。

あとがき

今回はスギナについて解説しました。

道端で生えている植物も、実はハーブの一種だったという代表的な一例です。皆さんも普段見逃してしまうような植物に目を向けて散歩するのはいかがでしょうか?

今回の記事はここまでです。またの記事でお会いしましょう。

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