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ハーブ解説 Part152

今回解説するのは、エキゾチックでフローラルな香りのするイランイランです。

Cananga

読み方:カナンガ

非耐寒性の常緑で熱帯アジアとオーストラリアに分布。ジャスミン同様夜に香り、観賞用としても珍重されています。

Cananga odorata

イランイラン属バンレイシ科の植物で、インドからオーストラリアにかけて低地の森林に分布しています。垂れる枝と卵型の長円形を持ち、盃型の姿になります。一年間細い黄緑色の6枚の花びらをつけた濃厚な香りの花が咲き、緑の果実がなります。

タガログ語で「花の中の花」を意味するalang Ilangを語源とし、ジャスミンに似た濃厚でフローラルな香りがし、香水の原料として古くから使われてきました。

花の香は主に受粉を手助けする蛾を呼び寄せるほか、青白いため暗闇の中でも目立つという特徴があります。

各種利用法

利用部位:花

薬用

殺菌性、鎮痛性のハーブで、緊張緩和、血圧降下、解熱作用があり、催淫効果があるとされています。

マラリアや熱に内服することができ、外用では皮膚のただれ、腫れ物、痛風、勃起不全や不感症といった症状に使用されます。

香りの効能

男女のエネルギーバランスを調整し、調和を高め、怒りを緩和し、低い自尊心を高め、悪いエネルギーを除外し、自身と平安を取り戻してくれるとされています。また、香りの効能は「フローラルハイ」と呼ばれ、本来の自分を取り戻させるという効果が期待できます。

実用

上流オイルは香水や化粧品として利用され、バリ島などのエキゾチックスパから広がりました。このオイルとココナッツオイルを混ぜたものが「マッサカル・ヘアオイル」です。食品加工業ではモモやアプリコットの香料に使われます。

マッサカルオイル

ビクトリア時代には皮脂の分泌を調整し、育毛効果を持つとされ、肌や髪のケアに使われたオイルのことです。

同じイランイランの精油でも種類によって香りが濃かったり軽かったりするものもあるほか、エキゾチックな香りは好みが分かれるため、まず自身で試してから使いましょう。また、低血圧の場合は控えめに使用します。

栽培

栽培品種です。日向で水捌けの良い土壌を好み、インドネシア、マダガスカル、フィリピン、コモロ諸島などで香水目的に栽培されています。

イランイラン1本から約350㌘しか取れないため貴重な精油です。繁殖は最低気温15~18℃のときに熟した種子をまいて増やします。

収穫は夜に花を摘み、乾燥させたものを抽出液やオイルに加工します。

Cananga
まとめ

エキゾチックなフローラル調の香りがする植物で鎮静作用や殺菌、催淫作用など様々な効能がある。

あとがき

今回はイランイランについて解説しました。

精油の中でも高価な部類になりますが、普段頑張っている自分へのご褒美や特別な時間を演出したい時にこのハーブの力を借りてみるのはいかがでしょうか?

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