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ハーブ解説 Part270

ホッグウィードの
エピソード

ようこそ。わずかなスキマ時間で学べるハーブ専門ブログ、ハーブの情報屋へ。

さて今回はホッグウィードというハーブについてご紹介。

このハーブはギリシャの英雄ヘラクレスの名前にちなみんでおり、この種の大きいものに由来。

19世紀頃はなんと医者が癇癪の治療法として実と電気治療に使用していた歴史が。

そんなホッグウィードには沢山の知られざるストーリーが詰まっています。

さぁ、このハーブについて一緒に知識を深めていきましょう。

ホッグウィードの生態

北半球の温帯地域と熱帯山岳地域に分布。ヨーロッパやアジア、北西アフリカで見られる。

茎の中身は空洞で長さは60cmほど。まだらな葉を持つ変異性多年草です。

夏に白またはピンク色の花が直径20cmの散形花序になり薄茶色の実を結びます。

学名はheracleum(ヘラクレウム)

ギリシャ語のherakleia「ヘラクレスに敬意を表して」に由来します。

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東ヨーロッパで作られるビールのことでパースとも呼ばれます。

葉柄を単体、あるいはコケモモと一緒に蒸留することで作ることが可能です。

続いてホッグウィードの使い方についてお話します。

ホッグウィードの
多彩な用途

利用部位:全体、葉、葉柄、実

料理

葉の茎を束ねて天日干しにし、糖分が染み出したものをロシアやシベリアでは珍味として食します。

若い芽は生かアスパラガスのように調理することも可能です。

薬用

このハーブの作用は以下の通り。
・鎮静
・弱い去痰性
・血糖値効果作用
・催淫作用があるとされる
・消化器官への穏やかな強壮

気管支炎咽頭炎衰弱に内服されていました。しかし、現在では残念なことにほとんど使われていません。

その理由として揮発性のオイルとベルガプテンという成分を含み、光過敏症の原因になるためです。

次にホッグウィードの栽培方法と収穫について解説します。

ホッグウィードの
栽培&収穫

・寒さに強い
どんな土壌でも育つほどタフ

収穫は花が咲く前に全体を刈り取りな乾燥させたものをチンキや成分抽出液に加工します。

ホッグウィードの
ヒストリー

イギリスのハーバリスト、ジョンジェラードは『本草書または一般植物』で

頭痛、記憶力減退、憂うつ、心的動揺に良い”と奨めています。

北米先住民は根を治癒と痛み止めの薬として使っていました。

さらにリューマチ製の痛みや動悸にも使用し、ほかにも消化不良と喘息の内服薬として利用していたのです。

あとがき

今回の記事はいかがだったでしょうか?

ホッグウィードというあまり耳馴染みのないハーブ。

現在知られているハーブはほんの一部に過ぎず、殆どは知られていないのが現状です。

なので今回のように知られていないハーブをこれからも紹介していきます。

それでは今回の記事はここまでとなります。

また次回の記事でお会いしましょう。

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Kemu
毎日ハーブのあれこれについて更新しています。

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