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ハーブ解説 Part342

今回紹介するのはPistacia lentiscus。英語ではMastic treeと呼ばれるウルシ科のハーブです。

Pistacia lentiscusとは?

寒くなっても葉の色が変わらない常緑樹の灌木または小木で、ヨーロッパの地中海沿岸地方に見られる。

海岸沿いの岩が多い場所を好み、低木の茂みを作る。(現在ではギリシアのヒオス島にのみ自生している)

赤い小さな花を咲かせ熟すと黒い果実をつける。

この木から取れる樹液をマスティックといい、樹皮に傷をつけると染み出してくるためそれを採取する。

Pistacia lentiscus
伝統的な利用法

主に利用するのはマスティックと呼ばれる樹脂で胃腸障害の治療に古くから用いられてきた長い歴史がある。

主に皮膚病の軟膏に加工され、マスティックを噛んで口腔内の感染症を予防していた。

Pistacia lentiscus
科学的な評価

結論から言うとこの樹脂には抗菌作用があり、噛むことで歯石を減少させるということが研究でわかった。

そのためデンタルケアに役立つハーブとして可能性を秘めている。

さらに抗菌作用によって伝統的に皮膚症状の外用薬に用いられたことも説明できる。

Pistacia lentiscus
まとめ

マスティックと呼ばれる樹脂は抗菌作用があり、古くから感染症や外用として用いられていた。

現在ではこの樹脂を噛むことで歯石を減らすことがわかり、デンタルケアでも注目を浴びている。

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