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ハーブ解説 Part353

今回はアポキウムというオオカバマダラによって受粉する植物について解説をしていきます。

アポキウム

特徴

ミルクのような液汁を出す耐寒性の有毒な多年草です。主に北米、アジア、東欧に自生し、特に北アメリカの砂地や砂利の多い土壌の水辺に生えていることが多いです。高さと幅は60cm~1.2mほどで、15cm程の卵型の葉と緑白色の小さな花を咲かせます。また、蝶の一種オオカバマダラによって受粉し、その葉は幼虫のエサにもなります。

各種利用法

利用部位:根茎・根

薬用

非常に苦い、興奮、刺激性のハーブです。心臓、呼吸器系、泌尿器系、子宮に作用し、利尿、去痰、発汗促進、催吐作用があります。

心不全や腫れ物に内服し、外用薬として性器のイボや脱毛症に効果があるとされています。

国によっては法規制の対象となり、食べると有毒なので、内服薬として扱う場合には有資格者のみ使用すること。

栽培

園芸品種で耐寒性です。日向の水捌けの良い土壌を好みます。繁殖は秋に種子をまくか、株分けで増やしましょう。確実に発芽させるには霜にあてないといけません。

収穫は種子ができた後の秋に根茎を掘り上げ、乾燥させたものを煎じ薬、成分抽出液、粉末、チンキに加工しましょう。

あとがき

今回はアキラリアとアポキナムについて解説しました。

毒であるはずの植物をあえて食べて外敵に食べられないようにする。自然界ではよくあることですが、非常に合理的で素晴らしい生存戦力だと思いました。

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