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ハーブ解説 Part354

今回は“Arectostaphylos アレクトスタフィロス”いわゆるクマコケモモについての解説記事です。

Arectostaphylos

読み方:アレクトスタピロス

特徴

高さ10~15cm、幅30cm~2mのツツジ科の植物となります。倒卵形でダークグリーンの葉が繁茂する常緑灌木です。早春にピンクがかった花を咲かせ、艶のある赤い実は熊の大好物でもあります。

各種利用法

薬用

ヒドロキノンの一種、アルブチンという成分は尿路感染症を引き起こす莢膜桿菌や大腸菌に対して強い効果を発揮するほか、利尿、抗細菌性、収れん作用があります。

泌尿器感染、特に抗生物質によって耐性ができてしまったために再発を繰り返してしまう、下半身が麻痺した膀胱炎や膣炎の患者に有効であると判明しました。

ブレンド例

マシュマロウ・トウモロコシ

膀胱炎患者にブレンドして処方されることが多いようです。

刺激成分を含むため妊娠中及び腎臓病の人に対しては禁忌です。

栽培

日向、半日陰で湿ったピート質、あるいは砂質の土壌を好みます。また非常に生長が早いため、侵食されないように土手を作って植えるのも有効です。繁殖は秋にピートと砂を混ぜた土に種子をまくか、夏に徒長した枝で取り木をして増やしましょう。

収穫は葉を一枚ずつ春から夏にかけて随時摘み取り、乾燥させたものを成分抽出液、薬用ティーバッグ、錠剤に加工することが可能です。

学名の語源

古代ギリシャ語のarkton stapyle「熊のぶどう酒」に由来します。

まとめ

ツツジ科の植物でくまが好むことで有名な植物。

アルブチンを含むため尿路感染症に対して有効なハーブと言える。

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