Part1~Part10

ハーブの歴史 Part2

カール大帝とハーブのレシピ

今回は教皇レオ三世がローマ帝国の皇帝として君臨していたときの法律と古くから残るハーブのレシピをご紹介

御料地令
Capitulare de villis
Imperialibus

紀元872年、彼はヨーロッパで栽培すべき植物をリストアップして9つの部門に分けて奨励した。

そのうちの5つは次のとおりです。

花類
flowers

・バラ

薬草類
Physical Herbs

・アニス
・ディル
・セージ
・クミン
・バードック
・フェンネル
・ラヴィッジ
・ローズマリー
・コリアンダー
・フェヌグリーク

青菜類
Salads

・パセリ
・チャイブ
・チャービル
・サラダ・ロケット

香草類
Pot-herbs

・アカザ
・ミント
・オラーチェ
・セヴォリー

球根類
Roots

ガーリック

中世時代のハーブレシピ

14世紀のレシピ集、『ザ・フォームズ・オブ・ベーカリー(The Forms of Cury)』は現存する最古の手書きレシピ集で「料理の方法」という意味。

これは1390年頃、イングランド王リチャード2世の要請で当時の「料理長」によって書かれたもの。

同国王は「キリスト教徒王の中で一番の食通」と言われていました。

アーボレート
(erbolate)のレシピ

ザ・フォームズ・オブ・ベーカリーの中で軽い夜食として作られたもので、17世紀にエーボラース(erbolate)という卵料理に発展した。

その当時の作家であるフィリッパ・プラーは著書「食への情熱(Consuming Passions)」で次のように説明した。

マジョラム、ティタニー(ハナハッカの一種)、野生のセロリー、タンジー(ヨモギギク)、ミント、セージ、パセリ、フェンネルそれぞれの葉3枚を、スミレ、ほうれん草、レタス、サルビアの葉ふたつかみと一緒に刻む。

これに少量のしょうがと十分に泡立てた卵を加えてオムレツを2つつくり、大きなパンケーキのように両面焼いて、すりおろしたチーズを散らして出す。

パセリやミント、セヴォリー、グリーンセージ、フェンネルは今までもよく使われ、レモンヴァーベナを加えてもよい。

その他のタンジ、サルビア、ヘンルーダ、ディタニー、サザンウッドなどは風味が強い。

なのでラヴィッジやパープルセージなどで代用するといいかも知れません。

 

 

 

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