ハーブ一覧

ハーブ解説 Part209

今回解説するハーブは約1000種以上が存在するランの中でもとても大きな属のデンドロビウムです。

Dendrobium nobile

読み方:デンドロビウム・ノビレ

東アジアからオーストラリアに分布し、多くは樹木や岩に着生する寄生型の植物で、地面に生えることは稀です。

ここで取り上げるD.nobileはインド、中国、ラオス、タイなどで見られる常緑の直立性偽鱗茎多年草着生植物です。卵型の葉は対に生え、藤色の香りの良い花は6〜8cm程です。

花の香りが時間帯によって変わると言われ、朝は草の香り、昼は蜜の香り、夜はプリムラの香りがするとされます。

属名はギリシャ語のdendron「木」とbios「生命」を語源とし、この植物が木に着生することに因んでいます。

直立性偽鱗茎多年草着生植物
普通は樹上や岩の上に着生する常緑性の多年草。茎は捕捉横に這い、先端に偽鱗茎を生じる。偽鱗茎は肥厚した卵形などで、互いに接して生じるか、やや間を開ける。鱗茎の先端に1から4枚の葉をつける。葉は楕円形で、やや硬くて肉厚。花は偽鱗茎の先端に葉の展開と共に出るものと、偽鱗茎の基部から出すものがある。花茎には1花を付けるものから総状に多数花を付けるものまであり、花茎は立ち上がるものから下垂するものまである。また蕾は長い苞葉に包まれる。花茎の花は一斉に開花するタイプと次々に開花しながら花茎が伸び続けるタイプがあり、後者では数年に渡って伸び続ける種もある。

花は小型ないし中型で色彩は白から緑が多いが赤みを帯びる種もある。唇弁には黄色や黒っぽい斑紋が入るものが多い。萼片は披針形から長楕円形、側花弁は萼片より幅が狭いものが多い。唇弁は三裂し、側裂片が蕊柱を包むように位置する。距はない。蕊柱は長くて側面に板状の突起がある。花粉塊は4個。 Wikipediaより抜粋
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各種利用法

利用部位:茎

薬用

薬用に使われるのは茎の部分で、穏やかな鎮痛作用があります。ほかにも解熱、肺・胃の強壮作用や唾液分泌の作用があり、腹痛や嘔吐を伴う疾患に内服され、強壮剤として利用するときはカンゾウと共に利用されているようです。

中国では石斛(セッコク)と呼ばれ約B.C2000年頃まで遡る大変長い歴史を持ち、道教では不老不死の役割を果たしていました。また韓国では催淫剤と言われ、特許製剤も作られているようです。

栽培

園芸用品種で寒さには耐性がありません。野生では木の枝の上などの明るい場所に自生していますが、育てる場合にはラン用の培養土を利用します。

成長期には十分な水と湿度を、冬の休眠期には最低気温5℃のところで乾燥した環境が必要な為栽培は難しい部類です。繁殖は株分けで増やすか研究室の無菌環境下で微細繁殖を行います。また、花の蕾と新芽にはアブラムシが付くことがあるので注意しましょう。

収穫は茎を開花前に刈り取り、乾燥させたものを煎じ薬やチンキ剤にかこうします。

あとがき

今回はデンドロビウムについて解説をしました。

この名前を聞いて真っ先に思い浮かんだのは某ロボットアニメに登場するトンデモ兵器で、この花言葉も「わがままな美人」で、意外と共通点があり驚きました。

余談になりますが1月16日の誕生花はほかにもあり、興味深い記述があったのでご紹介。

キンギョソウの花言葉

この花も誕生花で、花言葉は「おしゃべり」「お節介」「出しゃばり」「推測ではやはりNo」

スノードロップの花言葉

希望、慰めが花言葉で、美しい花に相応しい花言葉だと思いました。

ちなみに私1月16日生まれで3種類あるうちの2種類はあまりいい花言葉ではなかったのでちょっとがっかりしたのはナイショ(´・ω・`)

最後にそれぞれの花言葉に関する偉人の名言をご紹介。

デンドロビウム

なぜ、美人はいつもつまらない男と結婚するんだろう? 賢い男は美人と結婚しないからさ。

“Why do nice women marry dull men?” “Because intelligent men won’t marry nice women.”

サマセット・モーム(英国の劇作家、小説家 / 1874~1965)

キンギョソウ

人間は考えることが少なければ少ないほど余計にしゃべる。

The less men think, the more they talk.

モンテスキュー(フランスの哲学者 / 1689~1755)

スノードロップ

下を向いていたら、虹を見つけることは出来ないよ。

You’ll never find a rainbow if you’re looking down.

チャップリン(英国の俳優、映画監督、コメディアン、脚本家 / 1889~1977)

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今日まで書き続けることができたのは読んでくださっている人のおかげです。本当にありがとうございます。拙い記事ではありますがこれからも書き続けていこうと思うので、どうか応援して下さると大変嬉しく思います。

今回の記事はここまでとなります。また次回の記事でお会いしましょう。

参考文献リスト

・ハーブのすべてが分かる辞典 ナツメ社 ジャパンハーブソサエティー
・ハーブの歴史百科 原書房 キャロライン・ホームズ
・ハーブの歴史 原書房 ゲイリー・アレン
・ハーバリストのための薬用科学 フレグランス・ジャーナル社 アンドリュー・ペンゲリー
・ハーブティー辞典 池田書店 佐々木薫
・ハーブ大全 小学館 リチャードメイビー
・ハーブ大百科 デニ・バウン 誠文堂新光社
・エッセンシャルオイルデクレファレンス 第6版
・エドワード・バッチ著作集 BABジャパン エドワード・バッチ

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