今回解説するのは以前紹介したウラボシ科のハーブ“ハカマウラボシ Drynaria roosii”というシダ植物です。
ハカマウラボシ
生態
中国やインドシナ(主にベトナム、ラオス、カンボジアの地域)、台湾、タイに分布するシダ植物。
科学的な評価はいくつかの研究でこの植物を調整した生薬製剤と根茎に、骨細胞と骨密度の増加を促進するという可能性が示唆されている。
さらに根茎の成分にはエストロゲンにも似た作用が期待でき、骨粗鬆症に対して効果を確かめる研究が待たれます。
ハカマウラボシ
伝統的な利用法
シノニムのDrynaria roosiiと表記されることが多く、伝統中医学では骨粗鬆症の治療薬や心臓病、炎症症状、リウマチ症状に利用されていました。
ハカマウラボシ
まとめ
シダ科のハーブで骨粗鬆症、エストロゲン作用のあるとされるハーブ。
これからの時代高齢者が増えていくからこのハーブの効能がわかれば多くの人が救えるかも知れないという可能性を感じますね。