Part441~Part453

ハーブ解説 Part445 ペウムス

今回紹介するのは、チリにのみ存在する“Peumus ペウムス”と呼ばれる植物について。じつはチリの経済に大きく関わっているのです。

ここで取り上げるのはPeumus boldus(ペウムス・ボルドゥス)という品種。

Peumus
概要

常緑の灌木または小木一種のみで、チリにだけ見られる固有の品種。

殆どが芳香性のある精油を産出し、単形型がほとんど。

特にPeumus boldusは、チリ経済にとって重要で、

・薬
・硬材
・果実
・タンニン

・樹皮から取れる染料

など用途が非常に多いため利用されている。

温暖な地域では冬越しできるが、滅多に栽培されない。商業目的が多いからかな

香りは樟脳とレモンを合わせたような香りがする。

ボルドー
生態

学名:Peumus boldus
英名:Boldo

なめらかな茶色の樹皮と、卵型のダークグリーンの葉を持つ、芳香性落葉樹。

初夏に淡い小さな花が咲き、テレピンのような香りのする黒い果実が実る。

最初に調査されたのは、1869年のフランスで、成分の揮発性オイルは、内臓の寄生虫を駆除する作用がある。

しかし、アルカロイド類には肝臓を刺激する作用がある。

特に、樹皮から抽出されたアルカロイドは、葉のものよりも強力である。

利用法

利用部位:葉、樹皮

苦味のある芳香性があるハーブで、肝臓及び堪能機能の促進、寄生虫作用、利尿、尿路殺菌の効果が。

薬用

内服
・胆石
・肝臓疾患
・リューマチ
・尿路感染症
・腸内寄生虫駆除

かつてはキニーネの代替品に使われ、現在では減量薬に使われている。

肝臓・胆嚢機能不全に
Berberis vulgaris バーベリー

俗名:セイヨウメギ

Chionanthus virginicus
アメリカヒトツバタゴ
などと合わせて使われることが多い。

 

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Kemu
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