エッセンシャルオイル解説

Part4 アニス

今回はスパイスでよく使われる“アニス”。の精油について掘り下げていきます。

アニス
概要

学名:Pimpinella anisum L.
英名:Anise oil
別名:Anise seed oil
科名:セリ科
採油部位と製法
種子を水蒸気蒸留。採油率は2-3%。
性状と香調
無色から淡い黄色。温和で甘いスパイシーな香りが特徴。

アニスは古くから利用されており、古代エジプト時代ではミイラの防腐剤、ローマ時代ではワインケーキに利用されていた。

原産地はLavant(東部地中海)で、セリ科の一年草。草丈は60-90cmで羽のような葉を持ち、葉の下部は互性長柄を持つが、上の部分は対生。

 

 

花は白または白から黄色で果実は卵型または長方形。

主成分

・t-アネトール
・アニスアルデヒド
・γ-アルデヒド
・γ ヒマカレン
・リナロール
・アニスケトン
・エストラガロール
・cis アネトール
・リモネン

作用&機能性

・エストロゲン作用
・催乳作用
・鎮痙作用
・食欲増進
・健胃作用
・駆風作用
・去痰作用

・月経困難症
・喘息
・気管支炎
・消化不良
・鼓腸症解除
・薬用、口臭駆除ガム

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