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ハーブ解説 Part145

今回解説するハーブは、中国漢方で利用される「ミシマサイコ」です。

Bupleurum falcatum

読み方:ブプレルム・ファルカタム

特徴

耐寒性や耐霜性をもつ一年草、多年草、常緑の灌木で、温帯アジア、北欧に分布しており、イギリスが原産のハーブです。俗称であるthrow-waxは「突き抜けて成長する」という意味で、多くの種の特徴である慣生葉の葉に因みます。

 

木質でほっそりとしたシルエットを持ち、茎は中空で、根本から倒卵形や細い茎状の葉が生えます。盛夏から秋にかけて小さい黄色い花が総状花序に咲くのが特徴です。

各種利用法

利用部位:根

薬用

このハーブが文献に登場したのはAD200頃で、中国漢方では柴胡(チャイフ)と呼ばれています。苦味のあるハーブで、肝臓、循環器系の強壮や解熱、抗ウイルス作用があります。内服ではマラリア、黒水熱、子宮・直腸脱、単純疱疹、内痔核、月経不順、腹部膨満、情緒不安定を伴う肝機能低下に利用されます。

症状別の使い方

・発熱性の疾患=生のミシマサイコ×ワイン

・循環器系の刺激剤=生のミシマサイコ×酢

・マラリア=生のミシマサイコ×亀の血

栽培

園芸品種で耐寒性があります。日向の水捌けの良い土壌を好みます。繁殖は秋に根を掘り上げ、生のまま使用するか、乾燥させて使用します。

あとがき

今回はミシマサイコについて解説しました。

ミシマサイコという変わった名前に加え、まさかの亀の血液と混ぜ合わせてマラリアの治療薬にするという治療法が存在していることを知り、まだまだハーブ世界の一端しか知らないということを改めて感じました。

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今回の記事はここまでとなります。また次回の記事でお会いしましょう。

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