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ハーブ解説 Part292

今回は市販の痛み止めに配合されているアスピリン発見のきっかけとなったメドウスイートについて掘り下げていきます。

メドウスイート

植物性のアスピリン

このハーブから鎮痛作用のある成分サリシンを分離することが出来たのは1827年。

1838年にはサリチル酸が作られ、1859年には人工的に作ることが成功しましたが当時は外用薬として利用するのが関の山でした。

しかし1899年にこれをベースにアセチルサリチル酸。いわゆるアスピリンが製造され、世界中で使われるようになりました。

現在でも40以上の症状に有効で、さらに現在では既往歴のある患者の心臓発作や脳卒中の予防に効果が期待できると注目を浴びています。

アスピリンの由来

メドウスイートの古い呼び名であるスピラエラSpiraea ulmariaに因んでアスピリンと名付けられました。

今回も短いですがここまでとなります。

また次回の記事でお会いしましょう。

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Kemu
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