Part428~Part440

ハーブ解説 Part435

今回はラベンダーと名前がついていますがキク科のコットンラベンダーについてご紹介。

まずはいつもどおり生態から。

コットンラベンダー 生態
Santorina chamaecyparissus

地中海を原産とする小さい灌木。葉は銀灰色で芳香があり黄色い花をつける。

コットンラベンダー 伝統利用

ニコラス・カルペパーはこの植物が「毒や腐敗を抑え、有毒生物による噛み傷を治療する」と記している。

この植物から採れる汁は目の洗浄に用いられたほか、子供の寄生虫治療、蛾を追い払うための道具としても利用された。

コットンラベンダー
科学的評価

抗炎症作用に加えて抗潰瘍作用、免疫機能を調整する可能性が示唆されている。残念ながらこれらの作用は臨床研究では確認されなかった。

ほかにもエッセンシャルオイルの抗菌作用について研究が行われている。

コットンラベンダー まとめ

ニコラス・カルペパーも薬効を記したキク科ハーブで抗菌作用が期待できる。

ABOUT ME
Kemu
毎日ハーブのあれこれについて更新しています。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です