エッセンシャルオイル解説

Part16 オスマンサス

オスマンサス
概要

学名:Osmanthus fragrans Loureiro
英名:Osmanthus Absolute
別名:キンモクセイ
科名:モクセイ科
主生産地:中国

採油部位と製法=花を溶剤抽出。
採油量:コンクリート0.21
Abs:78%

中国原産の常緑高木。9月から10月にかけて開花する。

香りが強く、すぐにそれと分かる特徴的な香りは、秋の到来を感じさせる。

高さは3-4m程度で、葉は光沢があり革のよう。葉柄に花かんむりの4裂した小型の花を密につける雌雄異株。

中国ではメジャーで、花から茶や酒、が作られている。

性状と香調

黃赤色~暗赤褐色。木犀の香りを強く持つ粘性の高い半固体状。

主成分

・リノレン酸
・リノール酸
・パルミチン酸
・β-イオノン
・オレイン酸
・β-デハイドロイオン
・リノレン酸エチル
・4-デカのライド
・パルミチン酸エチル
・β-ディハイドロイオノール
・ステアリン酸
・ゲラノイック酸
・エイコサノール
・オレイン酸エチル
・ゲラニオール
・リナロール
・テトラデカノイック酸
・リナロールオキサイド
他多数の成分が含まれる。

有用性

トイレの芳香剤によく使われている。

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Kemu
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